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マルキージオはフットボーラーに必要な心構えについても自らの言葉で表現する。

「選手にとって、自分自身に責任が伴うことが最も重要だと考えている。ピッチの外でも“見本”でなければならない」

そして最後にフットボーラーとしてのこれまでの人生においてつねに支えてくれた家族やファンに対して感謝の言葉を残した。

「家族は将来を恐れないように僕に教えてくれた。ここ数年間はフットボール以外の活動を始めていたが、これから僕自身が何をするのかまだ分からない」

「今はゆっくり休んで今後のことについて考える時間をとりたいね」

「ファンにこのような印象深く、そして美しい記憶を残すことができて嬉しいよ。僕に対するファンの愛情は決して忘れない」

ビアンコネーリのユニフォームを脱いでも周囲から絶大な支持を誇っていたマルキージオ。

本人の口から発せられた言葉を聞いて、ティフォージは様々な感情を抱いていることだろう。

だが、かつての戦友であるMFステファノ・ストゥラーロ（26）や家族が見守る中で現役生活にピリオドを打つまで、「真のユベンティーノ」としての身の振り方に徹した“バンディエラ”に今一度、最大限の敬意を表したい。