ユベントスの“鉄人”ボヌッチ、チーム内の和を保ちカピターノとしての自覚を示す
2019/09/21
www.vanguardia.com
「ちゃんとロッカールームで話そう」
勝ち点「1」を分け合う形で終えることとなったUEFAチャンピオンズリーグ・グループステージ初戦のアトレティコ・マドリー戦。
同試合において負傷中のDFジョルジョ・キエッリーニに代わって主将を務めたDFレオナルド・ボヌッチだが、ハーフタイム中にチームの“崩壊”を防ぐ見事なキャプテンシーを発揮していたようだ。
現地時間19日、イタリアメディア『Calciomercato.com』がこれを伝えている。
ボヌッチのそれが見られたのは0-0のまま迎えたハーフタイム。試合を優位に運んでいたにも関わらずなかなか得点が決まらないことにWGファン・クアドラードは苛立ちを募らせていたようだ。
ドレッシングルームへ向かうトンネルの中でその気配を察したボヌッチは、このコロンビア代表に「(イライラするのは)ここじゃない。ちゃんとロッカールームで話そう」と一言。同選手の感情を上手くコントロールしたようだ。
その後、クアドラードは後半開始早々にこの試合の先制点となるゴールをマーク。チームの攻撃の中心として終始圧巻のパフォーマンスを見せている。
この背番号「16」の活躍の裏には、ボヌッチの働きかけの影響があったことも否定はできない。
キエッリーニの長期離脱によって周囲からは不安の声も上がっていただけに、ボヌッチが示したキャプテンとしての自覚は、この長いシーズンを戦っていく上で明るい材料となるはずだ。
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