意地を見せたユベントスがホームで逆転勝利(ハイライト)
2014/11/05
ホーム・ユベントススタジアムで行われたチャンピオンズリーグ・グループAの第4戦オリンピアコスとの戦いは、ユベントスが3-2で勝利した。これにより、ユベントスはグループAにおいて勝ち点6でオリンピアコスと並んだ。
試合は、雨が降りしきる中、元ユベントスGMルチアーノ・モッジも見守る中で、満員のユベントススタジアムにて行われた。
またこの試合、アッレグリ監督は新たに4-3-1-2システムを採用、トップ下にはポグバが置かれた。
先制したのはユベントス。21分、ユベントスがペナルティエリアの外側でポグバが倒されFKを獲得すると、キッカーはピルロ。 狙いすまして蹴られたシュートは、エンポリ戦で決めたFKと同様ゴール左へカーブを描きながら決まった。前回の試合でユベントスが苦しめられたGKロベルトもダイブしてセービングを試みるが手に届かなかった。
しかし、その直後ユベントスは試合を振り出しに戻されてしまう。
ユベントスがコーナーキックを与えてしまうと、キッカーのアレハンドロ・ドミンゲスのクロスをCBボッティアが頭で合わせた。低い弾道でゴールに向かったボールに対しブッフォンも反応できなかった。
1-1で後半に突入すると、試合が動いたのは61分。なんとユベントスが逆転を許してしまう。
前線に攻め入ったオリンピアコスのマニアティスが、流れの中ボレーでニアサイドにクロスを上げるとペナルティエリアの中で待ち構えていたンディンガがヘディングし、ゴールの右端に決まり1-2。
その後、攻めの姿勢を見せるもなかなかチャンスを迎えられないモラタに代わってジョレンテが出場すると、その直後の65分にユベントスが2-2の同点とする。右サイドからピルロが落ち着いてクロスを上げると、中で待ち構えていたジョレンテの頭に当たりゴールに飛んだ。一時はポストに当たるも、跳ね返ったボールはGKロベルトの足に当たりゴールに入った。一瞬の出来事にロベルトも反応できなかった。
同点に追いつき、良い流れで来ていたユベントスは待ち望んでいた逆転に成功する。
同点とした直後の66分、ペナルティエリア付近で待ち構えていたポグバにグラウンダーのパスが渡ると、ポグバがペナルティエリア内に走りこんでいたジョレンテにスルーパスを送るも失敗。跳ね返って再びポグバの足元に入ると、ポグバはすかさず振りぬいた。強烈に放たれた低い弾道のシュートは、ゴール右に決まって3-2。
その後、ジョレンテやビダル、テベスが得点のチャンスを得るもゴールは奪えない。しかし、試合終了間際の93分、ユベントスは確実な追加点のチャンスを得る。ペナルティエリアやや左側からテベスがドリブルで侵入を試みると倒されてPK獲得。キッカー・ビダルがゴール左側へシュートは放つとGKロベルトが弾いてバーを叩いた。ややコースが甘かったようにも見受けれたが、最後はロベルトに意地を見せられた。得点差が大きく左右してくることを考慮すると、非常に悔やまれる。
その後、ホイッスルが鳴って試合終了。試合はユベントスが高いポゼッションを保ち、シュート本数も17本とオープンな戦いを披露して勝利を収めることができた。次戦は、11/27。敵地でマルメと対戦する。
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