2500万ユーロの買い取り義務付きレンタルで決着へ

ユベントスは現地時間10日、ストックホルムで行われたインターナショナル・チャンピオンズ・カップ（ICC）でアトレティコ・マドリーと相対した。

ただ、この一戦でCBダニエレ・ルガーニ（25）は最後までフレンズ・アレーナのピッチに立つことはなかった。

これにより、周囲ではこのイタリア人がローマ移籍へ向かっているという見方がさらなる広まりを見せる。

イタリア紙『La Gazzetta dello Sport』は11日、今週はじめにも「両クラブ首脳陣がテーブルに着く」と報じており、この交渉でクラブ間合意に達する可能性があるようだ。

そしてイタリア紙『Corriere dello Sport』も同日、ローマが「2500万ユーロによる買い取り義務付き1年レンタルでオファーを提示する」と伝える。

またルガーニには年俸300万ユーロを提示しており、選手サイドは9日にこれを承諾しているものとみられる。

マウリツィオ・サッリはメルカートについて「“望まない決断”を迫られている」と語り、厳しい現状に直面していることを隠さなかった。

センターバックの序列の低下が明るみになったルガーニであるが、奇しくもこの“愛弟子”がビアンコネーリが抱えている問題の“犠牲”を払う運びとなってしまうのだろうか。