コラム:ユベントスが築いてきた礎
2019/07/26
Gazzetta
PK戦までもつれた熱戦ではPKをストップしてみせ、サッリ新体制に初勝利を呼び込んでみせた。
ジジ(ブッフォンの愛称)の復帰に異論を唱えていた方々も、自身の存在価値を自身で演出してみせた“生ける伝説”には改めて頭が下がる想いになったはずだ。
チームの栄枯盛衰を肌でしるレジェンドの復帰は、このチームにとって今後も必要不可欠なジョカトーレになるだろう。
ジジと現役時代と監督時代をともに歩んだアントニオ・コンテが突如クラブを去り、途方もない絶望感を味わった夏にアッレグリはやって来た。
あのときほどの絶望感は現在、あるだろうか。
状況は変わった。世界が羨む才能たちや、若い原石たちに「ユベントスでプレーしたい」と思わせるクラブになった。
これまでビアンコネーロを愛しながらも去っていた選手たち、コンテ、マロッタ、そしてアッレグリ。
彼らは、いずれもこのクラブをかつての位置に引き上げてくれた功労者たちだ。
功労者たちが築いた礎の上に“サッリ・ユベントス”は何を見出すか。
チームにはまだディバラ、コスタ、ファン・クアドラード、ラムジーといった戦力たちが加わっていない状況だ。彼らが加わったとき、どんな化学反応をみせるか。
クラブが選択した改革は、まだ始まったばかりだ。
著者:J-JOURNAL 山口 努
コメント
山口さん、いつも熱くなるコラムありがとうございます。
軸はFino alla fineとしてもプレーのコンセプトを打ち立てたいのでしょうね。
重大な怪我なく、目標を達成してもらいたいですね。
Pipeさま
毎回のご拝読、ありがとうございます。
会長は「FINO ALLA FINE」を永遠に守るために目先の利益ではなく、5年、10年スパンで補強を進めているのかな、と感じております。
今シーズンは大一番で怪我のないコンディション作りをお願いしたいですね。
引き続き何卒宜しくお願いいたします。
このコラムに言葉は要らない。
ユヴェントスが本当に好きな
ファンなら読み終わった後に
大きな感動があるだろう。
素晴らしい『コラム』をあり
がとうございます。
Juve愛さま
毎回のご拝読、ありがとうございます。
今後とも他媒体にはない視点でユベントスを描かせて頂ければと思う所存です。
引き続き何卒宜しくお願いいたします。
山口努 様
返信をいただきありがとうござい
ます。長くユヴェントスを愛して
きた者として、当サイトの存在は
とても嬉しいです。
これからも、ユヴェントスと共に
ユヴェントス・ジャーナルを応援
していきます。
ディフェンスの補強は素晴らしかったな。
いいコラムだわ