サッリのユベントス指揮官就任についてザッケローニは 「ポジティブに捉えている」
2019/06/17
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カルチョ界の“再興”願う
ビアンコネーロは今季、チェルシーで監督キャリアにおける初タイトルを手に入れたマウリツィオ・サッリを正式に招き入れた。
エンポリやナポリでの発揮した手腕により、知名度を高めた“戦術家”のユベントス指揮官就任には、様々な反応が見られている。
その中、かつてカルチョの世界で25年以上に渡り指揮を執った経験を持つアルベルト・ザッケローニ氏が現地時間16日、イタリアのテレビ局『Rai Sport』が制作する番組『La Domenica Sportiva』に出演。
国内で注目を集めているユベントス新指揮官の話題に対する自身の捉え方を明かしている。
「(マウリツィオ・)サッリがユベントスの新監督に就任したことについて? 私は非常に幸せだと言いたい」
「(アントニオ・)コンテや(カルロ・)アンチェロッティも昨年にイタリアに戻って来たからね」
前向きな評価を言葉にしたザッケローニは、イタリアサッカー界の欧州における地位が上がる“予兆”であるという見解も披露した。
「10年前までだと、イタリア人監督には国外クラブで指揮を執るという選択肢を考慮していなかった」
「そしてセリエAは投資をやめた一方、プレミアリーグは資金面で豊富な環境へと変貌した」
「だが、優秀なイタリア人監督は徐々にセリエAの舞台に戻っている。その中で今回ユベントスという難しい場所にサッリが戻ってきたことをポジティブに捉えている」
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