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サッスオーロが選手の能力に見合った移籍金額の提示を求める姿勢を打ち出す一方で、イタリアメディア『SportItalia』は同日、新たなプランを主張する。

中長期の視点から先行投資を厭わないビアンコネーロは、エンポリのCMFハメド・ジュニオール・トラオレ（19）にも熱視線を送っている。

中盤センターを本職とするこの有望株は、自身のキャリアにおいて今季セリエA初挑戦となったものの、26試合に先発出場していた。

イタリア国内複数クラブとの争奪戦が予想される中、獲得成功時はアタランタへ武者修行という見方が広まっていた。

しかし、ここに来てサッスオーロとの取引にトラオレが交渉材料として盛り込まれる可能性が浮上しているようだ。

「デミラル獲得は決定的」と複数メディアが報じていたものの、合意には達していないことを匂わせられた格好となってしまったユベントス。

これを受けて、交渉の先行きがやや不透明であるという不安の声が周囲からあがるかもしれない。