“ユベントス愛”を公言するモラタだが…

現在ミランに所属するFWゴンサロ・イグアイン（31）は、ロッソネロ（ミランの愛称）のフロント陣を満足させていない。

今夏、ユベントスとミランの間で取り交わされた契約を反故（ほご）にする可能性をこれまで多くのメディアが報じてきた。

ロッソ・ネロは今夏獲得を目指したチェルシーのFWアルバロ・モラタ（26）を獲得すべく、イグアインを差し出すトレードをこれまで画策してきた。

だが、ユベントスはこの移籍を認めていなかった。しかし、イタリアメディア『Mediaset』は24日、「ビアンコネーロが首を縦にふった」と主張している。

同メディアは「ユベントスはイグアインの移籍を許可した」とし「ビアンコネーロがミランと交わした契約をチェルシーがすべて引き継ぐこと」が条件のようだ。

このアルゼンチン代表FWは、恩師のマウリツィオ・サッリが率いるチェルシーへの移籍に前向きなのはよく知られている。

そして、ブルーズ（チェルシーの愛称）に所属するモラタは今シーズンの公式戦21試合に出場し7得点と少し寂しい記録だ。

同メディアは「イグアインを欲するサッリにとって、モラタとのトレードは前進するだろう」と主張する。

しかし、モラタはユベントスへの愛情を隠していないのは周知のとおりだ。果たして、元ユベントスの背番号「9」“同士”のトレードは成功するのだろうか。