ユベントス、C・ロナウドのドッピエッタでサッスオーロ撃破
迎えた後半、開始直後の46分にカンセロが右サイドから密集しているボックス内に変化をつける鋭いグラウンダー性のクロスを入れるも、ロナウドの足元に収まることはなくゴールラインを割る。
すると50分、全てのユベンティーニがここまで開幕からずっと待ち望んでいた“瞬間”を目撃することとなる。
右サイドからのCKにCBレオナルド・ボヌッチが体勢を崩しながら左脚で合わせると、これをCBジャン・マルコ・フェッラーリがヘディングでのクリアを試みる。
しかしこのクリアボールは左ポストに跳ね返り、これを素早く拾ったロナウドが右足で確実に押し込むと、この“バロンドーラー”のセリエA初ゴールにアリアンツ・スタジアムのボルテージが一気に上がった。
さらに65分、ユベントスはサッスオーロのCKからのクリアボールを拾ったWGドウグラス・コスタがケディラにパスを出しロングカウンターを仕掛ける。
パスを受けたケディラは左サイドから勢いよく駆け上がってきたロナウドを目掛けて一気に展開すると、ボールを収めたこのスーパースターは最後に左脚を豪快に振り抜き、ゴールマウス右隅を揺らした。
C・ロナウドのドッピエッタでティフォージのボルテージが最高潮に達する中、アッレグリは71分にMFロドリゴ・ベンタンクールをエムレ・ジャンに替えて投入。
さらに80分には、アレックス・サンドロを下げてWBフアン・クアドラードをピッチに送り込み、カンセロを左サイドに移す。
直後の82分、そのカンセロが左サイドから中央に切れ込み右脚から鋭いシュートを放つ。これはGKアンドレア・コンシーリのセーブに遭う。さらにセカンドボールをロナウドがダイレクトで合わせ押し込みにいくも、シュートは惜しくもサイドネットに当たった。
ユベントスはその後もドウグラス・コスタのドリブル突破を中心に多くの決定機を作る。だが、後半アディショナルタイムの91分にCFクマ・エルハジ・ババカルにゴールを許す。
さらに93分には、ここまで得意のドリブルから決定機を演出していたドウグラス・コスタにレッドカードが提示されるなど、試合の“締め方”に大きな課題を残す形となったが、1点のリードを守り切り、ホームでの3ポイント奪取に成功している。
しかし何と言っても、ホームでC・ロナウドがゴールパフォーマンスを2度に渡り披露したことにティフォージは感極まっていることだろう。
▼試合結果
ユベントス 2-1 サッスオーロ
▼得点者
クリスティアーノ・ロナウド 50′
クリスティアーノ・ロナウド 65′
クマ・エルハジ・ババカル 91′
著者:Juventus Journal 編集部 津田 翔汰
コメント
あの時間帯で見事な走りっぷり、そして正確なシュート。 わかってたつもりだったけどやっぱり凄いね。
CR7移籍後初ゴールナイスでした!
泥臭いゴールだったけどよく詰めた。ただ欲を言えばハットトリックできたね(笑)2点目は本来の良さが出てた気がする。
試合自体は全体的に荒れてたし最後の方はかなり後味悪い試合だった。ブッフォン消えたし、キエッリーニも温存してたから小競り合いを仲裁するやつがいなかった印象。
失点したあとシュチェスニーがネット揺らしたボールに抱きついて相手に渡さなかったのは笑えたけど
コスタは余計な事した
とりあえずロナウドが決めてくれてよかった(/・ω・)/ロナウド含め攻撃陣はこれをきっかけに波に乗ってくれたら一安心かな。
でもやっぱり守備にはまだまだ不安が残るねここぞという時の踏ん張りがきかないというかなんというか…、今は勝ててるからいいけど…強敵と当たったらちとヤバそう
守備はコンテの遺産が完全になくなった感じがしてます。
繊細な戦術でチームワークの守備を軸にしてのチーム作りに慣れているのでおなじくとっても不安というか、らしくないというか、未知です。
良くも悪くもドキドキですだな
ロナウド2得点決めて、嬉しいです。