難敵ラツィオに2-0の完勝! クリーンシートで開幕2連勝を飾る
ホーム開幕戦を勝利で飾る
セリエA第2節ラツィオ戦がアリアンツ・スタジアムで行われ、今シーズン初のホーム戦となったユベントスが2-0で勝利を収めた。
昨シーズン、1勝2敗と唯一負け越したラツィオ相手に7連覇中の王者は背番号「10」をベンチに置き、難敵に挑む。
試合開始から両者は、前線から素早いチェックで主導権を握りにかかる。しかし、互いに高い個人技と連動でせめぎ合いがつづく。
初のシュートはユベントス。7分、WGフェデリコ・ベルナデスキのアーリークロスをFWクリスティアーノ・ロナウドが頭で合わせるが、枠を捉えることができない。
このプレーで試合の流れを引き寄せたかったが11分、MFミラレム・ピアニッチのミスから決定機を作られるが、わずかにゴールを外れ、事なきを得る。
その後も両者一歩も譲らない攻防で試合は進むが19分、DFレオナルド・ボヌッチのフィードからMFブレーズ・マテュイディ、クリスティアーノ、最後はMFサミ・ケディラに繋がる。
決定的な場面で放たれたシュートはゴールポストを直撃。このボールを懸命に追いかけて拾ったベルナデスキが相手を外してクロスを入れる。
しかし、背番号「7」にはわずかに合わず得点には至らなかった。その後も先制点を狙うユベントスが果敢に攻めたてる。
試合が動いたのは30分。この試合、幾度となく好プレーを披露していたベルナデスキがPA内のファーにいたFWマリオ・マンジュキッチに合わせる。
このボールをゴール前に折り返すが、ラツィオDFがクリア。中途半端になったボールをピアニッチが叩き込み、先制に成功する。
しかし、開幕2連敗は避けたいラツィオも果敢に攻めたてる。35分、DFの裏にボールを送られるが、GKヴォイチェフ・シュチェスニーが鋭い出足で処理、事なきを得る。
その後も両者はゴール前に迫るものの得点には至らず、前半を1-0で折り返す。