難敵ラツィオに2-0の完勝! クリーンシートで開幕2連勝を飾る
後半開始から攻勢を強めるユベントスは50分、GKのキックミスをマテュイディがインターセプトするとクリスティアーノに預ける。
独特のテンポでのドリブルからPA内に走り込んだマンジュキッチに合わせるも、わずかに合わない。
追加点を奪い、試合を決めたいユベントスだったが、ラツィオも負けじと鋭いシュートで応戦。油断が許されない試合展開がつづく。
この展開にマッシミリアーノ・アッレグリが動く。60分、ベルナデスキを下げWGドウグラス・コスタを投入し、戦況の打開を試みる。
右サイドにコスタが入ったことにより、RSBのジョアン・カンセロも果敢に攻撃参加。ラツィオの左サイドを制圧し始める。
アッレグリは69分、ピアニッチを下げMFエムレ・ジャンを投入。中盤の“噛み合わせ”をチェックする。
そして71分、PA手前でボールを受けたクリスティアーノが右足を一閃。GKがファインセーブでかき出すがスタジアムをどよめかせる。
勢いに乗るユベントスは75分、コスタ、カンセロで右サイド打ち破るとPA内のクリスティアーノへ。
ボールが足元に入りすぎてしまったが、詰めていたマンジュキッチが豪快にゴールに突き刺し、待望の追加点を奪う。
試合の行方がほぼ決定的となった85分、ケディラを下げMFロドリゴ・ベンタンクールを投入し、21歳の才能をチェックする。
その後も好機は作るものの、得点には到らない。しかし、難敵ラツィオを寄せ付けず今シーズン初の完封で開幕2連勝を達成。
昨シーズン唯一負け越したラツィオに完勝した。クラブ史上初の「三冠」を目指すユベントスは、幸先の良いスタートを切っている。
▼試合結果
ユベントス 2-0 ラツィオ
▼得点者
ミラレム・ピアニッチ 30′
マリオ・マンジュキッチ 75′
著者:Juventus Journal 編集部 山口 努
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