コロ・ムアニ【7】
試合開始早々にロベッシャータ（バイシクル）でGKを強襲。さらに22分にはロカテッリからの完璧なパスをボックス内でフリーとなりながらも枠外に蹴ってしまった。その後もゴール前でのチャンスを逃していたが、33分に“3度目の正直”。テュラムからのパスを正確にコントロールし、ボックス左から冷静に右足でゴールに流し込んだ。終盤は相手をいなしながらボールをキープし、1人少ないチームを支えている。

ウェア（57分から出場） 【6】
カンビアーゾと交代し、そのまま左WBへ。数的不利で守備の時間が長く、ビリンデッリやフォーソンの仕掛けに苦しめられた。それでも果敢に突破を狙うプレーが終盤に効いていた。

サヴォーナ（57分から出場） 【6】
テュラムとの交代で右WBに。すぐにカプラーリとのコンタクトで警告を受けたが、出足の早さと冷静な守備で無失点に貢献。起用に応えた。

A・コスタ（74分から出場） 【6】
ニコとの交代で右メッザーラへ。モンツァに押し込まれる中で奪ったボールをキープ。時計の針を進めている。

トゥドール監督 【6.5】
ユルディズの退場という“サプライズ”はあったものの、苦しみながらもクリーンシートで終えた采配は指揮官の自信に繋がっただろう。局面ごとの質の向上は必要不可欠だが、それ以前に欠場者を多く抱えてのボローニャとの直接対決に不安が漂う。