マッケニー【6.5】
右WBでスタートし、後半にはメッザーラとして左右でプレー。前半こそ“影”のような存在だったが、チームが10人になってからは彼の運動量が大いに生きた。終盤には敵陣でボールをキープし、相手から反撃の時間を奪っている。

ロカテッリ 【7】
ボールサイドに動いて「レジスタ」として攻撃を構築。22分にはボックス内のコロ・ムアニへこの上ないボールを送るなど、チャンスに繋がるパスを何本も入れた。守備でも闘争心が途切れることはなく、攻守のトランジションも早かった。

テュラム（58分までプレー） 【6.5】
逆襲に出たときのスピード感はチーム随一。33分のカウンターでは追い掛けてくる相手をものともせずにコロ・ムアニのゴールをアシストした。時折ミスはあれど、彼の推進力と強さは唯一無二の武器。

カンビアーゾ（58分までプレー）【6】
果敢なプレスでビリンデッリを牽制。仕掛けるドリブルはあまりなかったものの、サイドに開いた位置で視野を確保し、冷静にボールを動かした。10人での戦いを強いられた後半にウェアと交代。

ユルディズ 【4】
前半終了間際に対峙したビアンコに肘打ちを見舞い、一発レッド。2点のリードに沸くホームゲームを勝ち点3を失う“リスク”にさらされるものにした。2-0のきっかけを生み出しただけに残念だ。