ロカテッリ 【4.5】
相手のプレスを回避して積極的に縦にボールを展開したが、その狙いも虚しくチームが飛躍することはなかった。監督の指示か、自身の判断か、彼が高い位置にポジショニングすることでヴィオラの反撃をノンフィルターで受けている。ミステリアス。

テュラム 【4】
アタランタ戦と同様、彼はカウンターを受けた際に帰陣して埋めるべきスペースを把握していない。ボールを奪う能力は高いが、その場に存在しなければフィジカルを生かすシーンはやって来ない。攻撃フェーズでもアイデアが乏しかった。

コープマイネルス 【4】
スペースへ動いてボールを引き出そうとするも、もはやピッチ上を漂流しているかのよう。後半はよりボールを持ったプレーで精彩を欠いた。彼がこのままでは、ゲームメイクはファジョーリの方が有用だったとすら思わせる。

マッケニー【5.5】
中盤で最も可能性のある攻撃を生み出したMF。トレクアルティスタとして積極的にボールに絡み、コロやニコの決定機を演出。後半早々にはDFにブロックされたもののボックス内で惜しいシュートも放っている。ただ何ひとつ報われなかった。

N・ゴンサーレス【4】
この元ヴィオラは、古巣のティフォージから盛大にブーイングを受けて冷静さを失った模様。何度かボックス内に出現するも、印象に残ったシーンはゼロに近い。守備フェーズでさえも……。