復帰のクアドラードが殊勲の一発! 順風満帆でレアル・マドリー戦へ
ホームで負けられないユベントスは後半開始からSBステファン・リヒトシュタイナーを下げ、WGドウグラス・コスタを投入。右サイドに配置し、攻撃の活性化を狙う。
それでもミランの集中した守りを崩すには至らない。逆に55分、MFハカン・チャルハノールに際どいミドルシュートを放たれるがここはゴールポストに救われる。
スクデット7連覇、CLレアル・マドリー戦のためにも良い流れで試合を終えたいユベントスは61分、MFブレーズ・マテュイディを下げ、セリエA第18節ローマ戦以来となるWGファン・クアドラードを投入する。
コロンビア代表WGを右に配置し、LWGにコスタを配置。それでもこじ開けられないユベントスは75分、ピアニッチを下げMFロドリゴ・ベンタンクールを投入。幾度もビアンコネーロを救ってきた、思い切った采配をみせる。
すると79分、MFサミ・ケディラのクロスにクアドラードが合わせ勝ち越しに成功する。勢いに乗ったユベントスは87分、コスタがコーナーエリアでキープ。そこからPAで待ち構えていたディバラに鋭いパスを通す。
コスタのパスにより守備のバランスを失っていたミランは対応に遅れる。ディバラはケディラに繋ぐとこのドイツ代表MFが右足一閃。3-1とし、試合をほぼ手中に収める。
その後は好調ミランを寄せ付けなかったユベントスが、2位ナポリを突き放す勝ち点差「4」とした。また負傷明けのクアドラードがもたらした決勝点は、運命のCLレアル・マドリー戦に向けこれ以上ない武器となるだろう。
また、お世辞にも試合を圧倒したとは言えなかった試合も勝ちきれるユベントスのメンタリティは、悲願の「三冠」に向け心強い結果となるはずだ。
著者:Juventus Journal 編集部 山口 努
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コメント
ここに来てクアドラードの復帰は大きい‼
フォルツァユーベ!
コスタがチート過ぎですな