【JJパジェッレ】コッパ・イタリア ラウンド16 ユベントス対カリアリ
MOM:F・コンセイサオ(81分までプレー)【8】
緩急とスピードで縦にも中にも突破口を開き、クロスにシュートとカリアリ守備陣を混乱の渦に引き込んだ。23分にユルディズのボレーを演出し、その後はポストやGKに阻まれながらも自身のシュートでゴールに接近。そして80分にはDFとの駆け引きを制して狙い澄ましたシュートをファーサイドにねじ込んだ。もう、誰にも止められない。
ディ・グレゴーリオ 【7.5】
開始から数十秒でラパドゥーラに危険なシーンを作られたが、チームを救うビッグセーブでチームを勢いに乗せた。クロスボールにも勇気を持って飛び込み、後半ATにもカリアリのチャンスをシャットアウトし、2ゴール以上の活躍で勝利に貢献している。
サヴォーナ【6】
試合開始早々、ラパドゥーラに目の前でボックス侵入を許し、ヒヤリ…。ヴェネツィア戦で起きた失点の“デジャヴ”にならなくて済んだ。その後は自信を持って積極的に攻撃参加し、守備でも安定していた。
ロカテッリ【6.5】
本職ではないCBとして先発起用されたが、レジスタらしい読みと戦術眼でその役割をそつなくこなした。守備でのボール奪取にカウンター時の精度の高いロングキック。舌を巻くプレーがいくつもあった。
カルル【6.5】
落ち着きとアグレッシブさで、“Ultimo Uomo(DFラインの最終守備者の意)”として機能。しっかりと狡猾さも見せながらラパドゥーラをゴール前から追い出した。また、ビルドアップでも効果的にボールを運んで後方からチームを支えた。
マッケニー【6】
左SBとしてピッチに立ち、攻守のバランスを取りながら献身的に戦った。攻撃フェーズでは中に絞ったポジショニングで前進し、周囲の味方をサポート。守備ではタイトなマークでカリアリの攻撃を止めている。