【JJパジェッレ】CLリーグフェーズ第4節 リール対ユベントス
MOM:F・コンセイサオ 【7】
数人にマークされようとお構いなし。緩急をつけた変幻自在なドリブルでマークを外し、何度もクロスを上げてチャンスを作った。ゴールに直結するアシストはなかったものの、58分にボックス内で仕掛けて同点弾に繋がるPKを獲得している。
ディ・グレゴーリオ 【6.5】
デイヴィッドにゴールを許したこと以外に大きなピンチはなく、後半にはジェグロヴァの強烈なシュートを冷静に弾くなどゴール前で落ち着き払っていた。57分には相手のクロスをキャッチし、素早くリスタートしてPK獲得に繋がるカウンターの起点となている。
カンビアーゾ 【6.5】
前半はミスパスも散見したが、後半は右サイドで浮上。チコと絡みながら分厚い攻撃を仕掛けた。57分には自陣からスピードに乗ったドリブルで中央突破。ボールを敵陣の深いエリアまで運びPK獲得のきっかけを作っている。スペースさえあれば“フレッチャ・ロッサ(イタリアの新幹線)”のような速さ。後半途中はシステム変更により左SBも勤めている。
ガッティ 【6.5】
デイヴィッドに1つゴールは許したものの、失点シーン以外では冷静に状況を把握し、強さと狡猾さで相手と駆け引き。後方の空いたスペースをカバーしたり、シュートコースを消しに行ったりと守備のあらゆるフェーズで姿を現した。
カルル【6.5】
ガッティとのコンビで最終ラインをコントロール。失点時にジェグロヴァのスルーパスを寸断することは出来なかったが、その他の時間帯では後方で手堅い守備ブロックを形成。失点後は、ジェグロヴァに狙われていたカバルの裏もしっかりとカバーした。
カバル(68分までプレー) 【4.5】
ジェグロヴァの突破力に苦しみ、テクニックとスピードに翻弄されて「これでもか」という程にかわされた。27分には敵陣で突破を許して失点に大きく関与。62分には最後の手段でユニフォームを掴み警告も受けた。何度も見せられたであろう背中の「23」、カバルにとって忘れられない数字になったかも…。