【JJパジェッレ】セリエA第10節 ユベントス対パルマ
2024/11/02
ロカテッリ 【6.5】
派手さはないが中盤の広いエリアをカバーし、何度もボールを回収。確かな技術とシンプルかつスムーズな判断で攻撃を構築していた。1-2のシーンではシュートブロックが間に合わなかったものの、2-2の流れを作ったのも彼。91分のダイビングヘッドも惜しかった。
テュラム(84分までプレー) 【5】
加速すれば相手にとって簡単に止められる選手ではなかったとはいえ、軽率なミスも頻発。ビルドアップではボールを受けた時の最初の選択が前よりも後ろに向くことが多く、スペースを上手く利用できずにパルマを楽にさせた印象が濃い。
F・コンセイソン 【6.5】
複数のマークを引き連れながらも気概のあるプレーで自身のクオリティを随所で発揮。カウンター時には素早くボックス内に入り、相手が無闇に飛び込めない状況から勝負を仕掛けた。49分には狙い通りのプレーでウェアのゴールをお膳立て。非凡な才能の持ち主だ。
マッケニー(71分までプレー) 【6.5】
このアメリカーノの“魔法”はマークに来た相手を煙に巻くらしい。まず12分にパルマDFを出し抜きヘディングでGK鈴木彩艶を脅かし、31分には相手の視界から消えて1-1となる同点ゴールを決めた。後半は停滞。
ヴラホヴィッチ 【5】
味方のサポートが少ないとはいえアタッカンテ・チェントラーレ(CF)としてはあまりにも物足りない。13分にGKがこぼしたボールを押し込みにいくも、この上ないチャンスを盛大に外してしまった。56分のヘッドもわずかに枠の上へ。目の前にあるはずのゴールが遠かった。