【JJパジェッレ】セリエA第10節 ユベントス対パルマ
MOM:ウェア(59分までプレー) 【7】
前半に右サイドからのクロスでマッケニーのゴールをアシスト。後半早々にはチコの折り返しをジャンピングボレーで合わせて2-2の同点弾を記録した。0-1の失点時にバログをフリーにしてアシストを許してしまったが、少ないチャンスをゴールに結び付けた活躍は、ミステルの先発リストに名乗りか。
ディ・グレゴーリオ 【5.5】
試合開始早々にボニーのシュートを止めて気を引き締めたが、次のピンチはすぐに訪れた。3分にデル・プラートに頭で押し込まれ失点すると、38分にもゾームにミドルシュートを沈められて2失点を喫している。終盤にカンチェッリエーリとの1対1をタイミングの良い飛び出しで制したとはいえ、無念の複数失点だ。
カンビアーゾ 【6】
前半と後半で別人。早々の失点時にはベルナベに対してプレッシャーを掛けられず、攻撃フェーズでもスピードを上げたいシーンで度々ボールロストがあった。後半は味方と連動した動きで攻撃を構築。右でも左に移っても質を兼ね備えたアンドレアだった。
ガッティ 【5.5】
ダニーロとコンビを組んで先発したが、パルマ攻撃陣が余裕を与えてくれることはなかった。開始早々、デル・プラートに頭で先制点を叩き込まれて意気消沈。名誉挽回と意気込んで一定のパフォーマンスは見せたものの結果は付いてこなかった。後半ATの“1点もの”のシュートブロックが最大のハイライト。
ダニーロ【4.5】
悪夢は終わらない。パスミス、失速、連携面の不安。2失点目のシーンでデニス・マンに裏のスペースを簡単に使われただけでなく、あらゆる面で不安要素を露呈。もはやアッレグリ時代とは別人がプレーしているようだ。誰か彼を目覚めさせて!
カバル(59分までプレー) 【5】
ウェアとの縦関係を生かせず、スピードに乗った攻撃は仕掛けられなかった。思いきって前進すれば逆に裏のスペースをD・マンに使われる。混乱の渦に呑まれポジティブな印象は薄い。