ヴラホヴィッチ（45分までプレー） 【5】
守備フェーズで献身的に走ったものの肝心の攻撃面では沈黙。ゴールへの意欲は十分に感じられたが、ポストプレーで失点に直結しそうなミスも見られた。前半終了とともにベンチに下り、不完全燃焼だ。

ウェア（46分から出場） 【5.5】
ヴラホヴィッチとの交代で最前線へ。ストライカーというよりは“偽9番”のように振る舞い一定の流れを作り出したが、最後のところで効果的なプレーはできなかった。88分には右ポケットを取って右足を一閃。しかし、枠は逸れた。

テュラム（80分から出場） 【採点なし】
スタミナの切れたマッケニーと交代。チームを勝利に導く仕事はできなかったが、中盤でボールを捌き、幅広いエリアをカバーしてナポリの攻撃を抑えた。

モッタ監督 【5.5】
試合終了までチームから”FINO ALLA FINE（最後まで）”の精神が感じられたことはポジティブな要素。ただ、ゴールが欲しい中で背番号「9」をわずか45分で下げた選択は不可解と言える。5試合で失点ゼロは手放しで評価できるが、ゴールへのバリエーションを構築することが早急な課題だ。