MOM：ブレーメル 【7】
ナポリにやって来たFWルカクとの対決にはあらゆる局面で圧勝。何よりこの試合をスタンドで見ていた元DFキエッリーニよりもクリーンでしたたかだった。タイプの違うポリターノを抑えるのに苦労したとはいえ、グレイソンの1対1の強さがチームの守備を支えている。

ディ・グレゴーリオ 【７】
前半のピンチを見事に回避。29分のマクトミネイの強烈なミドルシュートを体を倒してブロックし、さらに前半終了間際のナポリのFKでは、ポリターノが蹴ったボールにラフマニ、ルカクと合わせに来たが瞬時の判断でボールを弾き出した。カンピオナートでの無失点は彼のセービングによって継続。

サヴォーナ【6】
前節のエンポリ戦には出場しなかったものの今節は先発に復帰。クヴァラツヘリアという一筋縄ではいかないアタッカーをチームメイトと共に抑えた。度々ミスはあれど、それを補って余りあるパフォーマンス。

カルル 【7】
普段はガッティが務める右CBで先発。ビアンコネーリでは初の試みながらも落ち着いてビルドアップを行い、守備では構えてもアンティーチポ（相手の前に出てのパスカット）でも相手を圧倒した。早々にミランから買い取りたい。

カンビアーゾ 【6.5】
左SBとしてポリターノやディ・ロレンツォのサイドアタックに対応。時にはハイプレスでボールを奪取し、勢いのある攻撃を展開した。インサイドに入った際には味方とのコンビネーションでチャンスメイク。いつも通り攻撃における中心的存在だった。