「その上、ダイナミズムも持ち合わせているし、足元にボールを置いてプレーすることが多い。守備面に関して言えば、アグレッシブな形でもボールを奪い返すことが可能だ」

「そのため、僕は完成されたジョカトーレだと考えているけど、トップクラスのジョカトーレとなるためにはまだ先は長いと考えているよ」

――これから先成長を続けていく上で継続的にゴールを決めることもそれに含まれていますか？

「確かに、もっとゴールを決めなければいけないと思う」

「もちろん、それも改善しなければならない部分の1つだと考えているけど、でも僕にとってそれはそこまで大事なことじゃないんだ」

「僕の仕事は最終ラインと前線の架け橋になることであり、多くのボールを奪い返しながらチームのバランスを取ったり、チームをサポートをするのが僕の役目だ」

「誰だってゴールを決めたいに決まっているけど、それは僕の主な役目じゃないと自覚しているし、チームにアタッカンテがいるのはそのためさ」

――あなたの恩師である（フランチェスコ・）ファリオーリ監督は、フットボール的な成長においてあなたにとって重要な存在だったと思います。

彼のおかげでどれくらい成長したと感じていますか？ 彼のもとで過ごした昨シーズンは、あなたにどのようなものを残しましたか？

「僕に大きな信頼を寄せてくれたファリオーリ監督は、僕とってとても重要な存在だった」

「彼は僕に色々なアドバイスをしてくれたし、若いあのチームで僕はリーダーだったため、彼は僕の成長を待ってくれたんだ」