「でも、当時の売上高を見ると、我々はCLに参加するクラブの中で12番目のクラブだったんだ」

「つまり、ユベントスよりもお金を使っていたクラブが11チームあった。そのため、CL制覇するというのは少し楽観的すぎるように思えていたよ」

「もちろん、それでも優勝することが可能なのは否定しないし、チームに優勝したい気持ちがなければならないということも否定はしない」

「義務を放棄して優勝することを諦めるというのはあまり理解できないことだ」

サッリ氏は、ナポリで3年間を共に過ごしたクリスティアーノ・ジュントーリ氏をよく知っている人物だ。

そこで、「ジュントーリ（FD：フットボールディレクター）とモッタ監督は新サイクルをスタートするのに相応しいコンビか？」と尋ねられると、「そう思うよ」

「ティアゴはアイデアを持った優秀な監督だからね。今シーズンには、選手を成長させることができる優れた監督であることを証明した」

「それから、クリスティアーノはディレクターとして絶対的なフオリクラッセ（規格外の人物）だと考えている」

「彼は有能でタフで決断力があり、プレイヤーを冷静にチョイスしたり選手たちにとってどのようなタイプの監督が必要かを見極めたり…」

「ドレッシングルームで選手たちを上手くマネージメントすることができる優れた能力を持った人物だよ」

「そのため、彼らは成長し、上手くやっていける運命にあるコンビさ」と自身の見解を述べた。