ユベントス、新体制の初練習にクラブ首脳陣が“初練習”を訪問「残り2試合は…」
2024/05/19
「ヴェッキア・シニョーラ(ユベントスの愛称)は短期間だが、新体制をスタートさせる」
「その初日、ジャンルカ・フェレーロ会長、マウリツィオ・スカナヴィーノCEO(最高経営責任者)」
「クリスティアーノ・ジュントーリFD(フットボールディレクター)が練習前に挨拶に訪れた」と伝えている。
今シーズンのノルマはすべて達成され、ユベントスに残されたのは2試合のみだ。
しかし「クラブのアイデンティティを呼び起こすためにも、勝利を目指して最後まで戦う必要性を説いた」
「残り2試合は、来シーズンに繋がるものになることを強調したはずだ」と期待を寄せた。
カンピオナートの4位を争うボローニャ戦、そしてシーズンを締めくくる最終節、ホームでのモンツァ戦。
来シーズンに繋がる試合を期待したい。
コメント
今回の監督の更迭で、会長、CEO、FDの手腕に疑問を感じた。
不正会計やシーズン中の勝ち点操作などの後始末で協会や連盟と折り合いをつけた時は、
面子や感情よりも勘定を優先する経営者かと思いきや
今回の監督人事はこのありさま。
ユベントスらしさを取り戻すために呼んだアッレグリを最後まで守らず、
平凡な選手達で設定した目標を達成した監督への言いがかりのような対応。
クラブの品位や価値観、伝統を持ち出すなら、監督人事は勿論
今シーズン初めの対応も違ったのではないかと思わずにはいられない。
アッレグリ監督、ありがとう。
アッレグリを呼び戻したのは今のフロントではなく前のフロント。
コッパ優勝から解任までの振れ幅が大き過ぎて感情的になってしまったが、冷静に見ればクラブとしての判断はそれなりに真っ当だ。ジュントーリも汚れ役を引き受けたという捉え方もできる。
アッレグリもCL出場権獲得、コッパ優勝、ジャケット芸からの大立ち回りで解任という、クレイジーでクールな去り際をみせた。こんなの彼にしかできない。というかやらないw
色々とネガティブな妄想をしてしまったが、来季モッタのもとで次々と若手が覚醒みたいなシナリオだって全然ありうる。今シーズンのアッレグリが攻撃の組み立ての場面で最も頼りにしていたのは、皮肉なことにモッタのもとで覚醒したカンビアーゾだったことも事実だ。
次節ボローニャ戦は来季に繋がる良い戦いを見せて欲しい。(というか本当にモッタ来るんだよね?さすがにそこだけは頼むよジュントーリ…)