【JJパジェッレ】セリエA第34節 ユベントス対ミラン
キエーザ(62分から出場) 【7】
コスティッチとの交代でピッチに立ち、ベンチスタートに反発するかのようなプレーでチームを活性化。すぐにロングボールをコントロールしながら相手を抜き去りチャンスメイクすると、73分にはマッチアップしたムサを軽やかにかわし、ミリクへのピンポイントクロスでビッグチャンスを演出している。その後もサイドを起点にビアンコネーリに勢いを与えた。
ミリク(62分から出場) 【6.5】
ヴラホヴィッチとの交代で最前線に入り、前任者よりもゴールの可能性を高めた。73分にキエーザからのクロスを頭で合わせてゴールに近づき、さらに86分にはゴール前の混戦で巧みなヒールパスを見せ、ラビオの決定機を生み出している。
マッケニー(72分から出場) 【6.5】
ウェアとの交代で右メッザーラへ。すぐに正確なクロスでチャンスを演出し、86分にはキエーザからのクロスを大外で折り返しビッグチャンスを生み出している。終盤のチームに変化を加えたひとり。
ミレッティ(82分から出場) 【採点なし】
ユルディズとの交代でピッチへ。持ち味である軽快なスラロームでミラン守備陣の打開を図るなど、久々の起用にモテベーションの高さがうかがえた。ただ後半ATに難しい角度からシュートにいった選択は若さの現れ…。限られた時間の中、一発を狙うよりも少しシンプルにいくべきだった。
アッレグリ監督 【5】
勝ちたかったし、勝てる試合でもあった。ミラン攻撃陣を抑え込んだ堅守は誇れるが、前半のチャンスといえばATにヴラホヴィッチが蹴ったFKぐらい。後半はキエーザとミリクの投入でゴール前でのチャンスを増やすも、GKスポルティエッロの好セーブと運に見放された。とはいえ、ゴールを突発的な“エピソード”のみに期待するのはいかがなものか? 攻撃に再現性が欲しい。