審判選定委員長、ジェノア対ユベントスに言及「マリノフスキーは退場になるべきだった」
2023/12/20
「レフェリーたちにもっと厳しい態度を取るよう求めた」
“鬼門”マラッシ(スタディオ・ルイジ・フェッラーリス)を攻略することはできず、ジェノアと1-1で終えたビアンコネーリ。
しかし、この試合で起きた議論の余地のある2つの判定が大きな論争を呼んでいる。
まず1つ目は、ジェノアのペナルティエリア(PA)内で起きたDFマッティア・バーニのハンド疑惑だ。
この試合の後半8分、右サイドからSBアンドレア・カンビアーゾがゴール前にクロスを送ると、バーニの太ももに当たったボールが伸ばした同選手の左腕に直撃した。
そこで、ユベントスの選手数名がハンドがあったことをアピールするも、ダヴィデ・マッサ主審は笛を吹かず、プレーを続行。
その後、VARも介入しなかったが、イギリスメディア『DAZN』で解説を務める元審判員のルカ・マレッリ氏は、「腕との接触はとても明白であり、ハンドを取るべきだった」
「VARは、最初にボールが太ももに当たったことに騙されたかもしれないが、すでに同DFの腕が伸びていたためそれは影響しない」
「したがって、ここで明らかにユベントスにPKを与えるべきだったが、なぜVARが介入しなかったのか私には理解できない」とコメントしている。