ユベントスOBマルキージオ氏「今の戦い方ではインテルのペースについていけなくなる」
2023/11/14
「攻撃陣が不発の試合が多すぎる」
サッスオーロ戦で4失点を喫して以来、ソリッドなチームに戻りつつあるビアンコネーリ。
同チームは前節のカリアリ戦で7試合ぶりに失点を喫したものの、ここ7試合で6勝を収めて単独2位に浮上し、独走するインテルの唯一の対抗馬として追走を続けている。
こうして、次節に迫った“イタリアダービー”を「首位攻防戦」として迎えることになったユベントスだが、説得力のある勝ち方をしているわけではない。
例えば、その6勝は、2点差で勝利したトリノ戦を除けば、どれも1点差で勝利した試合ばかりだ。
その上、ビアンコネーリは、10月7日に行われたトリノダービーでFWアルカディウシュ・ミリクがゴールを決めて以来、攻撃陣が沈黙。
FWドゥシャン・ヴラホヴィッチは離脱した期間があったとはいえ、同セルビア人FWにしてもFWフェデリコ・キエーザにしてもすでに1カ月以上もゴールから遠ざかっている。
また、FWモイーズ・キーンは、不運にも3度もVARによってゴールを取り消され、今シーズンはまだ得点できていない状態だ。
この状況を踏まえ、同クラブOBのクラウディオ・マルキージオ氏は「今の戦い方ではインテルのペースについていけなくなると思う」と述べ、戦い方の改善が必要だと強調した。
コメント
ユベントスが今季掲げる目標はCL出場圏。スクデットについて議論できるだけありがたい位置にいるとも言える。ただキエーザの不発はもったいなすぎる。相手のマークでドリブルさせてもらえない辛さもある。
FW陣が1ヶ月以上点を獲っていなくて、中盤もロカテッリ抜きで戦わないといけない可能性が出てきたので、下馬評でいえば誰が見てもインテル優勢でしょうね。
ただこの難しい状況下でインテルに勝つことが出来ればスクデットも間違いないので、ぜひとも選手達には下馬評を覆してほしいですね。
FW陣の爆発に期待してます。
シーズン終盤ならまだしも今の段階で『インテルに勝つこと出来ればスクデットも間違いない』はどうかな。
FWの爆発に期待は本当に同感だし、勝って欲しいのももちろんそう。
ただ、いくら首位(しかもインテル)との決戦とはいえ、長いシーズンの1試合でしかないので、結果がどうあれ、継続的に結果を出せるチームの最適解を早く見つけてほしい。
アッレグリも普段から4月にトップ4にいることが大事と言っていますし、第13節というシーズンの1/3しか終えていない状況というのも理解していますが、敢えて『スクデットも間違いない』と大きく言ってみました。
直接対決は勝ち点6の価値があるとよく言いますが、今のユーベの厳しい状況下でインテルをもし倒すことが出来るなら、選手達が得られる自信は計り知れないですし、勝ち点6どころじゃないくらいの価値が生まれると思ったんですよね。
ヴェローナ戦もめちゃくちゃ熱くなりましたが、今の懐事情でもインテルを倒せるならそれこそ強かった頃のユーベの再来だと思うので、敢えて『スクデットも間違いない』と大きく言ってみました。
ただ、半分以上はユヴェンティーノとしての願望ですw
僕もそう思います。