ロカテッリが古巣相手に決勝弾! ユベントス、10人のミランにアウェイでウノゼロ勝利
2023/10/23
ロカテッリのミドル炸裂
迎えた後半、10人を相手にするユベントスだが序盤はミランに押し込まれる時間がつづく。
55分、ここで流れを変えるべくマッシミリアーノ・アッレグリ監督が動く。キーンとコスティッチを下げ、FWドゥシャン・ヴラホヴィッチとSBアンドレア・カンビアーゾをピッチへ。
するとそのヴラホヴィッチとカンビアーゾを中心に攻撃にリズムが生まれ始める。
そして63分、待望の瞬間が訪れる。
サイドの展開からWGティモシー・ウェアがマイナス方向にボールを出すと、MFマヌエル・ロカテッリがミドルシュートを放つ。
そして右足から放たれたボールは相手DFに当たって軌道が変わり、GKアントニオ・ミランテの守るゴールに吸い込まれ1-0。ついに先制に成功する。
勢いに乗ったビアンコネーリは75分、コーナーキックのこぼれ球をDFフェデリコ・ガッティがボレーで狙うなど、攻めの姿勢を崩さない。
78分、ここでさらに選手交代。ミリクとガッティに代えてFWフェデリコ・キエーザとDFディーン・ハイセンをピッチへ。
さらに84分にはウェアに代えてMFファビオ・ミレッティも投入される。
若い選手を起用しながらも試合をクローズしにかかるユベントス。
ややリスキーなプレーにアッレグリの怒りを買いながらも時計を進め、そのままタイムアップ。
人数有利を活かしたビアンコネーリがこのビッグマッチを制し、アウェイの地で貴重な勝ち点「3」を手にした。
ミラン 0-1 ユベントス
▼得点者
ロカテッリ 63′ A:ウェア
著者:J-JOURNAL 編集部 座間 遼祐
コメント
内容的に褒められるものではないが、昨季ダブルされた相手にアウェーで勝てたのは素直に喜んでいいと思う。今のユーヴェはチーム状況も悪いし経験豊富な選手も限られて、良い試合を継続的にできるチームではないからこそ結果が取れればまず良しかな。ただアッレグリもキレてたしまだまだシーズン序盤だからこれから精度上げて行ってほしい、とにかくCL圏目指して勝ち点重ねよう!フォルツァ!
ミランテの頑張っているところを観れたのは、ユヴェンティーノとしては嬉しい限り。
両エース負傷明けでコンディション不良、キャプテンのダニーロは負傷、ポグバ・ファジョーリは出場停止という状況なので、ミランよりもユベントスの方が明らかにチーム状況は悪いです。
ただそんな状況でもサッスオーロ戦以降は泥臭くクリーンシートを継続中で、現状一敗しかしていなくて独走態勢に入りかけてたミランにブレーキをかけたのはシンプルに嬉しいですね。
サッスオーロ戦以降にユーベの得点数が下がっているのは両エースの負傷やコンディション不良によるもので、総得点の半分以上を両エースが獲っていたのだから攻撃の組立が悪くなったりゴールが減るのは必然だと思います。
課題は山積みですが、元々冬以降にチームが仕上がるのがアッレグリ式なので、このまま勝ちを積み上げつつブラッシュアップしてもらいたいです。
ついこの前ちょっかいかけにきた現在首位のミラニスタより(笑)さんが息してる事を祈ります
ワイミラン嫌い、スカッとした
最&高
数日は明るい気持ちで仕事ができそう
ルガーニよく頑張った!
勝っただけマシは1番当てはまる試合だった
勝った…のはいいが飛車角落ちしてるミラン相手に酷い内容の試合と言わざるを得ない
試合開始からプレスもはまらず連動性もなく防戦一方の展開
良いようにボールを回され続け度々脅かされた
シュチェスニーのスーパーセーブがなければ一気に押し込まれてボロボロにされただろう
本当にまるでプロビンチャのようだった
はっきり言って早い段階で10人になってくれた事に感謝しかないケアン様様だ
それでもミランとほぼ互角だった11対10の内容じゃない
この試合見て勝った!!と喜んでる人は何を見てたのか知りたい
何一つポジティブな物なんてなかった
そうですね。
とは言っても誰がどう喜びようと勝手な事なので、別に良いが、個人的には喜べるのは結果のみ。
内容的にはこの先も不安しかない。
内容が褒められたものではなかったのは概ね同意です。
少しずつ良くはなってるけど、まだまだ道半ばだなと。
テクのスーパーセーブは痺れました。
あれを触れるキーパーはそうそう居ない。
ただ、私はこの勝利、心から喜んでいます。
昨年ダブルを食らった相手だし、飛車角落ちはユーベとて同じ、代表戦明けでコンディションイマイチなのもお互い様。
クソみたいな内容の勝ち点3と、素晴らしい内容の勝ち点0、私なら間違いなく前者を選びます。
勝ち点を積み上げることで獲得しなければならないものがあるから。
もちろん、見方は人それぞれなので意見は色々あると思います。
ポグバという高年棒の飛車が一年休んだ後どっか飛んでったこっちの方が辛いんですけど
ユーヴェは元々、試合内容は良かろうが悪かろうが何がなんでも兎に角勝利を目指してる勝利至上主義のクラブ。今回の試合も相手のアンラッキーな部分もそれも勝利できた一つ。ユーヴェに対して試合内容に苦言言うのはナンセンスだと思う
その考えがユヴェントスのフロントにあるなら、CLのタイトルなど取れないだろうね。
それでロナウドなんかに手を出し始めたのが凋落の始まりだったのもう忘れたのかな?
プレスもはまらず連動性なくってありますけど、確かにその通りの内容でした。ですが、何年も前からそういう戦い方してれば問題であったけど今シーズンから本格的にやり始めて9試合目で上手く訳もなく今日みたいな感じが続くのは致し方ないと思う。内容には不満でも+3上積みして、尚且つミラン相手にアウェイでの勝利なんだから『勝ったー』って喜んでもいいんじゃない。
ピッチ外での騒動があったなか、アウェイのミラン戦でウノゼロは最高の結果ではないでしょうか!
数的有利を活かせず、組み立てやフィニッシュに課題はあるものの、とにかく結果を持ち帰れたことが嬉しいです。
インテルまであと2P!
フォルツァユーヴェ!!
試合後のロカテッリの目には涙があり、恒例行事のアッレグリの怒りのジャケット脱ぎといいチーム全体がこのミラン戦がいかに重要な試合で挑んだのかが分かる。
途中起用とはいえこの大一番の試合で18歳のDFハイセンを出場させたのはサプライズだった、とても18歳とは思えないメンタルとプレーでしっかり応えて今後出場機会がさらに増えるのは確実