J-JOURNAL 9周年企画 「メディアの現在地」 岩本義弘さん登場!
カルチョファンならば、誰しもが手に取ったであろう『CALCiO 2002』。
国内外のフットボールを日本に根付かせることに大きく貢献している『サッカーキング』。
どちらのメディアも岩本義弘さんなくして、そのクオリティが高まることはなかったはずだ。
今回、J-JOURNAL 9周年企画として岩本氏をお招きし、カルチョの思い出話、そして「メディアの現在地」を伺いました。
【岩本 義弘】
1998年7月より、株式会社フロムワンの編集者を経て、同社代表取締役兼サッカーキング統括編集長を2017年2月まで歴任。
現在は株式会社TSUBASA代表取締役、株式会社 南葛SC代表取締役専務兼GM(ゼネラルマネジャー)、キャプテン翼(グローバル版権管理)、REAL SPORTS編集長、Fリーグ実行委員、日本パデル協会理事として活躍中。
テレビ、ラジオなどさまざまなメディアから「意見」を求められ、その活動は多岐に渡り日本サッカー界のみならず、スポーツ界の重鎮のひとりとして貢献している。
――国内外のサッカーを長年、幅広く伝えてきた岩本さんですが、メディアとして一番大切にしていたこと、いることを教えていただきたいです。
「現在、『REAL SPORTS』の編集長をやらせて頂いており、たくさんのサッカー選手のほかにアスリートのインタビューをやらせてもらっております」
「さすがに海外のサッカー選手のインタビューは、最近はやっていないですね」
「そういう中で大事にしていることは、インタビュアーが考えたことではなく、サッカーならば『ありのままのサッカーを伝えたい』ということですね」
――どういうことでしょうか?
「ありがちなのが、『自分たちがこういう風に思っているから』ということでインタビューするのは避けていますね」
「試合におこなった事象などで、私情が入ってしまうケースって結構あると思うんですよね」