ウェア（45分までプレー） 【6】
マッチアップしたH・カマラにクオリティを見せられる瞬間はあったものの、右のWGとしても、SBとしても持ち味を出した。トランジション時の判断にはまだ改善の余地ありだが、セリエAデビュー戦としては及第点。

ミレッティ（45分までプレー） 【6】
ボックスへの侵入から落ち着いた切り返しと、キレのあるプレーを披露。カウンター時の判断にはよりスピード感を求めたいが、空いたスペースを瞬時にとらえて利用する動きは、彼の強力な武器と言える。ただ、ウディネーゼにチャンスを与えるミスも数回。精度を高めたい。

ロカテッリ【6.5】
レジスタとして中央で守備ブロックを形成し、ボールを持った相手へ果敢にアタック。攻撃時には中央のスペースで積極的に味方をサポートし、シンプルな展開でチームの潤滑油となっていた。

ラビオ 【7】
アッレグリからの再三の連絡に残留を決めた「クレイジーホース」。まだトップコンディションではないものの、昨シーズンの活躍を振り返るように鬼気迫る勢いで相手に襲い掛かっている。前半ATにはカンビアーゾのクロスを頭で合わせて3点目をゲット。今季も期待大。

カンビアーゾ（70分までプレー） 【7】
この試合一番のサプライズは彼。ドリブルのテンポ、体の使い方、左足の精度、そしてアグレッシブな姿勢とビアンコネーリ・デビュー戦ながら質の高さを随所で感じさせた。前半には高精度のクロスでラビオのゴールもお膳立て。すでにティフォージは彼の虜だ。