【JJパジェッレ】コッパ・イタリア準々決勝 ユベントス対ラツィオ
著者:J-JOURNAL 編集部 オキナウェーゼ・宮城
ラツィオを「ウノゼロ」で下し準決勝進出! 次は決勝を懸けたインテル戦
現地時間2日にコッパ・イタリアの準々決勝が行われ、ユベントスはホームのアリアンツ・スタジアムでラツィオと対戦。
直近のカンピオナートでモンツァに0-2と敗れ、周囲には「期待」よりも「不安」が蔓延する中で挑んだ試合だったが、再び顔を上げてリスタートするための重要な結果を手にした。
ビアンコネーリはいつも通り3-5-2の布陣でラツィオの攻撃を迎え撃つ。
最終ラインではブラジル人コンビの3CBが安定した守備を披露し、中盤を担ったニコロ・ファジョーリとマヌエル・ロカテッリ、そしてアドリアン・ラビオが体を張って相手の攻撃を封じた。
さらにMF陣は、状況によってポジションを入れ替えながらサイドのフアン・クアドラードやフィリップ・コスティッチ、さらにフェデリコ・キエーザを活かし攻撃を展開。
すると44分、右サイドの連携プレーからCKを獲得すると、そのCKの流れから最後はコスティッチのクロスボールをDFブレーメルが頭で押し込んで先制。前半終了間際にリードを奪った。
後半も相手の攻撃をいなしながら、交代で入ったFWモイーズ・キーンやアンヘル・ディ・マリアがカウンターからチャンスを作り相手を牽制。
ラツィオの反撃を最後までしのぎ切り、1-0で試合を制した。
【試合結果】
ユベントス 1-0 ラツィオ
【得点者】
44’ ブレーメル
ここからは、J-JOURNAL独自の視点によるパジェッレ(採点&寸評)を公開。ティフォージの皆さんは、この試合をどう見ましたか?
※平均点は【6】、満点は【10】。基本的には15分以上のプレーで採点
ユベントス 【6.5】
モンツァに敗戦を喫し暗雲が立ち込めていたビアンコネーリだったが、再び「ウノゼロ」の勝利を取り戻した。この試合では最終ラインの“カテナチオ・ブラジリアーノ”が安定した守備ブロックを形成。それだけでなくCBのブレーメルは決勝ゴールまで上げている。さらに中盤の献身性も光り、もう一度チームは前を向いて歩き始めたところだ。
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