ユベントスを含むESL陣営に暗雲、欧州司法裁判所はUEFAの正当性を認める
2022/12/17
protothema
「UEFAは自由な競争を侵害していない」
今も欧州フットボール連盟(UEFA)との対立関係が続いている欧州スーパーリーグ構想(ESL)推進派のレアル・マドリー、バルセロナ、ユベントス。
それらのクラブは現在、UEFAが地位を独占し、市場支配的地位を濫用しているのではないかとして欧州司法裁判所(ECJ)に訴えている。
しかし、これに対し、ECJの法務官を務めるギリシャ人のアタナシオス・ラントス氏は15日朝、「UEFAは公正な競争を阻害していない」との見解を示した。
イギリスメディア『Sky Sport』など複数メディアが、同氏の表明した発言について報じている。
ESLのような新しいコンペテイションの誕生の阻止や、その実現化に関与したクラブに対して制裁を加える行為。
また、それらのクラブでプレーするプレイヤーに罰則を与えるなどというUEFAと国際フットボール連盟(FIFA)の権利は、EUの定める独占禁止法に反するものではないようだ。
そのことについて、ラントス法務官は、「どのような新しいコンペテイションも事前に承認を受ける必要があるというFIFAとUEFAの規則は、EUの定める競争法に基づいている」と表明。
両連盟は、EU法第101条、第102条で定められている支配的地位の濫用に違反していないとの見解を示した。
一方で、ESLを支持する3クラブに代わって同プロジェクトの実現を目指しているA22スポーツマネージメントが、独立したコンペテイションを組織することは可能だという。
コメント
結論ありき。
知ってたとしか言いようがない。
まぁもう最初から判決は見えてる。今回のユベントス狙い撃ちの会計騒動も、UEFAらの陰謀と思っている。逆らうとこうなるぞ、と。