トリノ検察とCONSOBから容疑をかけられているユベントス、訂正した財務諸表を承認へ
2022/12/05
juvefc
しかし、ビアンコネーリの財務諸表(連結損益計算書)には、2019年に4,900万ユーロ、2020年に7,800万ユーロ。
その翌年には、2,800万ユーロのキャピタルゲインしか記入されていなかったという。
それだけではない。トリノ検察は、MFエムレ・ジャン(1,400万ユーロ)。
及びMFシモーネ・ムラトーレ(380万ユーロ)をそれぞれボルシア・ドルトムントとアタランタに売却した際に生じたキャピタルゲインについても異議を唱えているとのことだ。
その後、「Prisma」捜査は、新型コロナによるパンデミック中にチームに在籍していた選手の給与に関する問題へと拡大した。
当時ユベントスは、収益の大幅なマイナスを考慮し、4カ月間の給与をカットすることで選手たちと合意したことを発表。
また、その声明の中で、翌シーズンに通常通りカンピオナートが再開された場合、ボーナスの追加について選手たちと誠意をもって交渉するとも付け加えた。
『Il Sole 24 Ore』によると、これにより約8,500万ユーロも節約したクラブは、2020年夏に3カ月分の給与にあたる6,100万ユーロを支払うことで選手たちと合意。
そうして、クラブは選手たちに対し、2020/21シーズンには約3,200万ユーロを支払い、2021/22シーズンに残りの約2,900万ユーロを支払ったようだ。