アッレグリ監督「私のユベントスではない。私には優れたクオリティを持つ…」
「アルトゥールと(アーロン・)ラムジーのコンディションが良くなってきた」
現地時間20日にUEFAチャンピオンズリーグ(CL)グループステージ第3節ゼニト・サンクトペテルブルク戦が行われ、アウェイに乗り込んだユベントスが1-0で勝利を収めた。
途中出場したデヤン・クルゼフスキが終盤に決めた決勝ゴールで勝利をもぎ取り、3戦全勝無失点でグループ首位をキープしたビアンコネーリ。
これを受け、指揮官のマッシミリアーノ・アッレグリ監督は、「酷い試合だったが素晴らしい結果だった」と満足感を示した。
イタリア紙『TUTTO SPORT』など複数紙が同日、試合後にアメリカメディア『Amazon Prime Video』やイギリスメディア『Sky Sport』、記者会見で話した同指揮官のコメントを伝えている。
――前日の記者会見で「あなたのユベントス」と言われることを嫌がっていましたが、それはなぜですか?
「私のユベントスではないからだよ。私には優れたクオリティを持つジョカトーレで構成された素晴らしいチームがあるが、このチームには改善すべき点が多いんだ」
「今日は2つのことが上手く組み合わさったね。酷いゲームをしながらも勝利を手にすることができた。よって、これは日曜日の試合のために役立ちそうだ」
「私は、私の選手たちをあまりにも大切に思いすぎているからこそ、今日は試合後に彼らに挨拶すらしなかった」
「あまりにも腹の虫が治まらなくてね。そうでなければ、勝利をした後に上手く行かなかったことについて彼らに説明していたと思うよ」
「とはいえ、決して簡単ではない、とても重要な勝利だった」
「最後の30mでは技術的にたくさんミスをしてしまい、枠内に何度もシュートを打たせすぎてしまったね。リードをもっと上手くコントロールすべきだった」
「良いパフォーマンスではなかったし、それは選手たちも分かっている。ただ、勝ち点を『9』にし、GS突破に近づけたわけだから良い結果だよ」
「今日はライン間に入るために幅を取る必要があった。何回かはそれが上手くできたものの、毎回上手くできたわけではなかった」