【今節は無料公開! JJパジェッレ】セリエA第3節 ナポリ対ユベントス
著者:J-JOURNAL 編集部 オキナウェーゼ・宮城
多くの主力欠場が影響…終盤に逆転ゴール被弾
セリエAの第3節が現地時間11日に行われ、ユベントスは敵地スタディオ・ディエゴ・アルマンド・マラドーナでナポリと対戦した。
開幕から1分1敗と未だ勝利のないビアンコネーリは、W杯の南米予選に参加していたメンバーの招集を見送り、さらに負傷したフェデリコ・キエーザもチームから外した。
U-23から3選手を加え、20人でナポリに乗り込んだユベントスは10分に幸先よく先制点を上げる。
この日トップに入ったFWアルバロ・モラタが左サイドでナポリのDFコスタス・マノラスからボールを奪うと、そのままペナルティエリアに侵入。
飛び出してきたGKのプレッシャーを物ともせず、冷静にゴールネットを揺らした。
その後もビアンコネーリは攻勢をかけて追加点を狙う。しかし、ゴールは奪いきれずに1-0で試合を折り返すと、後半から形勢が逆転。
すると57分、開幕2連勝と波に乗るナポリに同点ゴールを許した。
ペナルティエリアの手前でロレンツォ・インシーニェにミドルシュートを放たれると、きわどいコースに飛んだボールをGKヴォイチェフ・シュチェスニーがキャッチミス。そのこぼれ球をマッテオ・ポリターノにねじ込まれ1-1とされる。
さらに、ゲーム展開で劣勢に立たされたビアンコネーリを不運が襲う。85分には途中交代で入ったモイーズ・キーンが相手のCKでクリアミス。
自陣のゴールに向かったボールはなんとかシュチェスニーがかき出すも、最後はこぼれたところをカリドゥ・クリバリに押し込まれ、逆転を許した。
試合はこのまま2-1で終了。ユベントスは3戦未勝利の2連敗と暗雲が立ち込める中、UEFAチャンピオンズリーグの初戦に臨むことになった。
【試合結果】
ナポリ 2-1 ユベントス
【得点者】
10’ モラタ
57’ ポリターノ
85’ クリバリ
ここからは、J-JOURNAL独自の視点によるパジェッレ(採点&寸評)を公開。ティフォージの皆さんは、この試合をどう見ましたか?
※平均点は【6】、満点は【10】。基本的には15分以上のプレーで採点
ユベントス 【5】
個々のミスにより逆転負けを喫したが、チーム全体を通して見れば決して悲観するような内容ではなかった。代表マッチウィークの影響により、南米勢を欠いた状況下で見せたこの試合は、チームに新たな選択肢をもたらした。とはいえ、南米組とキエーザを欠いたビアンコネーリは羽を奪われた鳥のようなものだった。このようなことが2度と起こらないためにも、日程の改善は必要不可欠だ。
次ページ【出場選手・監督の採点&寸評】