苦しんだユベントス、後半ピルロ監督の交代策が奏功しスペツィアに3-0の快勝!
2021/03/03
Tuttosport
前半は見せ場を作るも0-0
セリエA第25節スペツィア戦がアリアンツ・スタジアムで開催され、ホームのユベントスが3-0で勝利を収めた。
DFマタイス・デ・リフトがウォーミングアップ中に違和感を訴え、欠場。急遽、SBアレックス・サンドロがCBに入り、SBジャンルカ・フラボッタがLSBに。
最初に好機を作ったのはスペツィア。7分、手数をかけずPA内にパスを通すとシュート。ボールはゴール左を通過する。
ユベントスも9分、FWフェデリコ・キエーザが抜け出し、ネットを揺らすもオフサイドの判定。
つづく15分にもキエーザがPA外からシュートを放つなど、積極的にゴールを狙う姿勢をみせる。
その後は互いにミスなども重なるが、オープンな展開で試合が進む。
それでも地力に勝るユベントスは30分、サンドロのフィードにMFデヤン・クルゼフスキが抜け出し、GKに競り勝つ。
こぼれ球をキエーザが拾い、中央で待つFWクリスティアーノ・ロナウドへ渡すも、決めることができない。
ここからビアンコネーリが怒涛の攻撃をみせるが、スペツィアも集中した守備で跳ね返しつづける。
それでも42分、この試合何度かみせていたクルゼフスキからクリスティアーノにボールが渡る。
バロンドーラーが得意の形から右足を振り抜くが、ボールはポストを直撃。
互いに見せ場を作り、持ち味を披露した前半45分間は0-0で折り返す。
コメント
ベルナの躍動が嬉しい。ついにやってくれた。この活躍を続けてアンチを黙らせて欲しい。
ロナウドが点とったことであまり注目されないと思うけど、最後のシュチェスニーのpkストップ、さすがですね。なんか相手には申し訳ないけど入れられる気がしなかった。デミラルのブロックにも相当助けられた。
あと、ベンタンクールとラビオの縦の関係性が見えたのは大きいですね。アルトゥールがいない現状ここが整理されれば、前への厚みが出るし後ろの選手がプレーしやすくなる。
試合の最初の方は集中力高いスペツィアにやりたい放題されてたけど、徐々にペースを掴んでいってやりたいサッカーが少しずつ出来るようになってきたし、そういう意味では色々言われてたピルロ監督の試合中の修正力が、監督力が上がってきたと思う。次のラツィオ(でしたよね?)に勝ってさらに弾みをつけたいですね!