ピルロ、ユベントスを叱咤「開始から決断力を持って全力で立ち向かってかなければ…」
「攻撃陣のポジションがちゃんとカバーできているかどうか」
現地時間25日、セリエA第5節がアリアンツ・スタジアムで開催され、ユベントスはホームでヴェローナと1-1で引き分けた。
前節と同じくビハインドを負った状態から反撃を開始したものの、結局引き分け以上の結果には至れなかったビアンコネーリ。
試合後にアンドレア・ピルロは、「エンジンをかける為に不利な状況にする必要はない」と自身の見解を述べた。
イタリア紙『TUTTO SPORT』ほか主要各紙が、試合後に『Sky Sport』のインタビューを受けたユベントス指揮官のコメントを伝えている。
――まずはヴェローナが最初の1時間インテンシティの高い試合をし、それからあなた方と立場が入れ替わりましたね。
一方で、UEFAチャンピオンズリーグ(CL)では、あなた方は高い集中力を維持して開始から全力で立ち向かい、この点で完璧な試合をしました。
この違いは、例えば選手たちが無意識にCLの方が重要な試合だと考慮してしまうからでしょうか?
この点に関して、どのように改善することができると考えていますか?
「ヴェローナがインテンシティの高いフットボールをするチームであることから、今夜の試合の方がディナモ・キエフ戦よりも難しい試合となるとは分かっていたんだ」
「そのため、この2日間にマンマークのハイプレスを外すためのプレーについても色々試してみたんだよ」
「さっきも言ったように、不利な状況にならないとエンジンがかからないようではダメだよ」
「CLでは、多くの観客がスタジアムで観戦しているために自然と注意力が高まるものさ」
「一方で今夜の試合は、眠気を誘うような穏やかな雰囲気の中で行われたけれど、それでも開始から決断力を持って全力で立ち向かってかなければいけない」
「試合の勝敗とは、そういったことで決まるものなんだよ」