トーニ氏、スクデット争いについて「ユベントスに唯一脅威を与えられるのは…」
3位インテルについては…
カンピオナートは上位拮抗の中、例を見ない中断期間に入っている。
ビアンコネーリはティフォージが誰もいないアリアンツ・スタジアムで行われた「デルビー・ディ・イタリア」で3ポイントを獲得。
テーブル上で再び“定位置”に座ったものの、今季すでに2度土をつけられているビアンコセレスティ(ラツィオの愛称)の存在を忘れてはならない。
かつてカルチョ界で多くのクラブを渡り歩いたルカ・トーニ氏も、スクデット争いがこの両クラブによる一騎打ちの構図にあると考えているようだ。
現地時間17日、同氏はイタリアメディア『Mediagol.it』のインタビューにこたえている。
「ユベントスは最も強力なクラブであるが、そのユベントスに脅威を与えることが可能な唯一のクラブはラツィオだと私は思うね」
「彼らは素晴らしいカンピオナートを過ごしている。それにカップ戦を控えていないというアドバンテージもある」
つづいて首位から9ポイント差に位置するネラッズーリ(インテルの愛称)については「インテルはユベントスやラツィオから(スクデット争いで)一歩後退している」と述べる。
そして「カンピオナートや他のコンペティションがどのような形でいつ再開されるのか様子を見る必要はある」
「(当初のカレンダーでは)ラツィオは1週間で1試合に臨むという利点を抱えているが、どのようなケースでもマウリツィオ・サッリの率いるユベントスはタイトルを失う可能性があると私は考えているよ」と覇権の行方を占った。
しかし、多くのメディアは「セリエA再開は5月上旬までずれ込む可能性がある」
「その場合は毎週ミッドウィークに公式戦を設け、6月末までの全日程消化を目指す」と報じている。
この新型コロナウイルスの感染拡大によるカンピオナートの日程再編が何らかの影響を与えることだろう。