去就に揺れるユベントスの逸材キーン、サッリ新監督とパラティチCFOの判断は?
2019/07/07
essentiallysports.com
契約延長は未だ行われず
ユベントスに所属するイタリア代表のFWモイーズ・キーン(19)の去就は未だ不透明なままだ。
今夏、積極的な補強に動いているビアンコネーリは、同選手との契約を延長するのか、もしくは放出かで揺れている。
現地時間の6日、イタリア紙『TUTTO SPORT』がその現状を伝えた。
イタリア王者は当初、2020年6月末で切れるキーンとの契約を4年延長する方向で交渉を進めていた。
ところが、アヤックスのDFマタイス・デ・リフト(19)の獲得交渉が続けられる中、キーンに関する交渉は停滞の様相を呈している。
また、プレミアリーグのエバートンがキーンに興味を示していることからレンタル移籍の可能性も浮上。さらに、アヤックスもこの19歳のFWに関心を寄せているという。
しかし今冬、キーンの移籍が騒がれた際、当時の指揮官マッシミリアーノ・アッレグリは「彼のような若い選手は残留するべきだ。出ていくということは、よりプレーする機会を失うだけでなく、成長の可能性すら失うリスクがある」と助言を与えた。
その後、キーンは残留を決断。3月に入り出場機会を増やしゴールを量産すると、ロベルト・マンチーニ率いるアッズーリ(イタリア代表の愛称)でもプレーし、「残留」でチャンスを掴んだ。
もちろん、この若き逸材のポテンシャルの高さと急速な成長は、今夏ビアンコネーリの新指揮官に就任したマウリッツィオ・サッリもよく知っていることだろう。
将来を嘱望されるイタリアの若き逸材を新指揮官はどのように評価しているのか。ファビオ・パラティチCFO(チーフ・フットボール・オフィサー)と共に今後の処遇を検討しているところだ。
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