獲得しても来シーズンはブレシアでプレーか

イタリアの天才MFだったアンドレア・ピルロ氏の“2世”と称される、ブレシアのMFサンドロ・トナーリ（18）はユベントスへの移籍を望んでいるようだ。

イタリア紙『LA STAMPA』は20日、若干18歳にしてアッズーリ（イタリア代表の愛称）にも選出される天才MFの動向を報じている。

同紙は「トナーリはユベントス移籍だけを望んでいる。彼らは争奪戦においてポールポジションにある」と伝える。

ピルロとトナーリは、右利き、プレースタイル、ポジションも重なり、ブレシアで頭角を現した経緯も似通っている。

ここまでは世界中によくある話だが、18歳にしてアッズーリに選出されたことはトナーリが才能を秘めている確たる証拠だろう。

このブレシアの背番号「4」には国内外のクラブが獲得を熱望しており、この年齢では異例の2000万ユーロから3000万ユーロの移籍金が予想されている。

現在セリエBで戦うブレシアは現在2位。このまま順調にいけば来シーズンはセリエAに自動昇格し、ユベントスと戦う可能性もある。

かりにビアンコネーロがトナーリを獲得した場合、「慣れ親しんだレオネッサ（ブレシアの愛称）で1年間戦ってから入団させる」というプランもあるようだ。

国内外のビッグクラブから獲得を迫られるイタリアの至宝は、どのような決断をくだすのか。注目が集まっている。