ユーベ、すでに2019年のメルカートを見据え3人をリストアップ
獲得候補はラビオ、キエーザ、ラ・グミナ
クリスティアーノ・ロナウドを筆頭にいくつもの大型補強を成功させたユベントスは、すでに2019年の獲得候補として3人をリストアップしている。6日、イタリア紙『TUTTO SPORT』が伝えた。
クラブの補強戦略を担うベッペ・マロッタCEOとファビオ・パラティチSDは、早くも来年に向けての動きも進めている。
まず第一候補として挙げられているのがパリ・サンジェルマン(PSG)のMFアドリアン・ラビオ(23)だ。ユベントスは、2019年6月30日に現所属クラブとの契約が切れる同選手を長年追い続けてきた。
このフランス代表MFは昨季のPSGでリーグ戦33試合に出場。UEFAチャンピオンズリーグ(CL)でベスト16まで駒を進めたチームにおいて8試合すべてに先発出場している。
その能力が評価され、バルセロナやアーセナル、そしてミランなどラビオの獲得に動くクラブは多い。それでもユベントスは来季、移籍金ゼロで同選手の獲得を目指すべく交渉に乗り出している模様だ。
さらに攻撃陣には2人の名前が挙げられている。
ひとりは昨季より度々メルカートを賑わせているフィオレンティーナの背番号「25」、FWフェデリコ・キエーザ(20)だ。
名手エンリコ・キエーザの息子であり、父親から譲り受けた才能を遺憾なく発揮。イタリア代表にも名を連ね、フィオレンティーナではレギュラーとして活躍している。
国内外問わず様々なクラブから声の掛かる同選手の獲得を目指し、ユベントスはフィオレンティーナに積極的なアプローチを掛けているようだ。
そして、もう一人の候補が今夏パレルモからエンポリへと移籍したFWアントニーノ・ラ・グミナ(22)だと言われている。
昨季のパレルモで29試合に出場、9得点をマークした同選手をセリエAに挑むエンポリが900万ユーロ(約11億円)で買い取った。
ビアンコネーロはそんなパレルモ出身の同選手に強い興味を示しており、積極的に動向を追っているという。そして、その能力が確かなら優先的に獲得に動く構えがあるようだ。