前回対戦は手痛いドロー決着

長い“トンネル”から抜け出せないビアンコネーリは17日、アリアンツ・スタジアムにジェノアを迎える。

この試合終了後にはインターナショナルマッチウィークが控えているため、勝利で中断期間に入りたいところだ。

昨年12月にスタディオ・ルイジ・フェッラーリスで行われた試合は、FWフェデリコ・キエーザがPKで先制。

しかし、後半開始早々の3分に今夏のメルカートで獲得がささやかれるFWアルバート・グドムンドソンのゴールで追いつかれている。

昨シーズンはジェノアに“ダブル”で退けているユベントスだが、そのグリフォン（ジェノアの愛称）は現在2連敗中でトリノに乗り込んでくる。

両チームは今節で良い形を築いて、インターナショナルマッチウィークに入りたいのは記すまでもないだろう。

イギリスメディア『Sky Sport』ほかイタリア主要各紙は17日、ジェノア戦の先発メンバーを予想。

アタランタ戦では累積警告のため欠場したFWドゥシャン・ヴラホヴィッチは、今節キエーザとツートップを組むことになりそうだ。

復帰が期待されるMFアドリアン・ラビオは、招集メンバーに名を連ねたがベンチスタートが濃厚となっている。

また、WGサミュエル・イリングにポジションを奪われていたMFフィリップ・コスティッチだが、今節は先発出場する可能性が高まっている。

マッシミリアーノ・アッレグリ監督も前日会見で出場を示唆しており、ベテランの“底力”に期待したい。

今月は未勝利のユベントスだが、インターナショナルマッチウィークが終われば、シーズン終了まで中断期間は設けられていない。

ジェノア戦で今季のラストスパートへの、“キッカケ”を作ってもらいたいところだ。