ユベントス指揮官「筋肉系の負傷は1人だけ。キエーザはMRI検査で陰性だったが…」
「状態があいまいな選手にはプレーさせたくない」
現地時間10月7日に行われるセリエA第8節で11位トリノとホームで“デルビー・デッラ・モーレ”を行うユベントスは、その前日にアリアンツ・スタジアムで記者会見を開催。
そこでマッシミリアーノ・アッレグリ監督は、FWドゥシャン・ヴラホヴィッチとFWフェデリコ・キエーザが欠場することを明かした。
――キエーザが試合に出れない理由を教えてください。また、ヴラホヴィッチの腰痛についてどれほど心配していますか?
「彼らが起用できないのは残念だ。なぜなら、起用可能な選手がいればいるほど私にとって選択肢が増えるからだ」
「彼らはとても上手くやっている2人のプレイヤーであり、ここまで2人で8得点を決めている。よって、我々は彼らにとても満足しているよ」
「しかし、1シーズンにはこういうことも起こるんだ。ヴラホヴィッチはこの背中の痛みに悩まされている」
「回復したら起用可能な選手として考慮に入れるつもりだ。とはいえ、我々には彼が必要であるため、できるだけ早く回復してくれることを願っている」
「それからキエーザだが、MRI検査をおこなった結果、陰性だった。筋肉に損傷はない」
「しかし今朝、昨日感じた違和感が残った状態でここへやって来た彼は、最近ヒザに大きな怪我をしたことから少し不安な顔をしていたよ」
「よって彼と話をし、戦列から離脱させることにした。なぜなら、試合をする時には健康なプレイヤーがいなくてはならないからだ」
「さもなければ、監督は混乱してしまうんだ」
――筋肉系の負傷も含むこの負傷の連鎖に少し不安ではないですか…?
「ちょっと待て。連鎖だと? ちょっと落ち着いてくれ」
――この一連の負傷と言えば、正しいですか?
「一連の負傷でもない。筋肉系の負傷をしたのはたった一人だけだ」
――SBアレックス・サンドロと(MFポール・)ポグバが…
「ポグバがどういう怪我をしたって?」
――開幕節の前に筋肉系の負傷により戦列離脱していたと思いますが…?
「どこを怪我した?」
――アメリカツアー中ずっと全体練習に参加することができなかったですよね?
「彼はヒザに問題を抱えていただけだ。君たちは、何でもかんでも筋肉系の負傷と書くが…」
――私たちはただ、言われたことを書いているだけです。
「ヴラホヴィッチの怪我は筋肉系の負傷かい?」