La Stampa

「チームメイトは刺激を受けている」

WGアンヘル・ディ・マリアはこれまでレアル・マドリー、マンチェスター・ユナイテッド、パリ・サンジェルマンを渡り歩いてきたカンピオーネ（一流の意）だ。

今夏のメルカートでビアンコネーリに加入したディ・マリアは、さっそく「勝者のメンタリティ」をチームに植え付けているようだ。

イタリア紙『TUTTO SPORT』など多数メディアは16日、トリノでのエル・フィデオ（ディ・マリアの愛称）の状況を伝えている。

同紙などは「ディ・マリアの加入はマッシミリアーノ・アッレグリをはじめスタッフ陣、とりわけチームメイトを驚かせている」

「技術レベルは抜きん出ており、人間的なパーソナリティは早くもチームメイトを牽引する存在だ」

「リーダーとしてのカリスマ性を発揮し、さっそくプレーへ注文をつけている」

「チームメイトもエル・フィデオの要求に応えるため、切磋琢磨する様子がみてとれた」

「ディ・マリアの存在自体がチームにとって刺激になっている」と始動しはじめたばかりの“新チーム”への期待を伝えている。

これまで、アルゼンチン代表ではU-20ワールドカップ制覇、オリンピックでは金メダル、そして悲願のコパアメリカを獲得したエル・フィデオ。

クラブではユナイテッドを除くすべてのクラブで、タイトル獲得に貢献してきた逸材だ。

初挑戦となるセリエA。果たして、ユベントスではどのような足跡を残してくれるのだろうか。