【JJパジェッレ】セリエA第33節 ユベントス対ボローニャ
著者:J-JOURNAL 編集部 オキナウェーゼ・宮城
ユベントス、痛恨のドロー! 終了間際の同点弾で何とか勝ち点1を得る
セリエA第33節が現地時間16日に行われ、ユベントスはホームのアリアンツ・スタジアムにボローニャを迎えた。
地の利を生かし、サイドを中心にボローニャ・ゴールに襲いかかるビアンコネーリ。
試合開始早々の11分、アルバロ・モラタのクロスをドゥシャン・ヴラホヴィッチがペナルティエリア内で合わせ最初のチャンスを作る。
さらに14分にはパウロ・ディバラのFK、37分にはバイタルエリアまで侵入してきたダニーロがミドルシュートを放つなどいくつかの決定機を迎えた。
後半早々には、左サイドのルカ・ペッレグリーニがボックス内へ絶好球を入れるも、ファーサイドで待ち構えていたアドリアン・ラビオがキックミス。先制の好機を逸する。
すると52分、狙われていた中盤の守備の綻びを突かれ失点する。
ボローニャのMFロベルト・ソリアーノに中央を破られると、最後はDFラインの裏に抜けたFWマルコ・アルナウトヴィッチに冷静にゴールを決められ0-1。
直後にはユベントスもCKからチャンスを演出するも、56分のダニーロのヘディングシュートは左ポストの内側に当たり、58分のマタイス・デ・リフトのヘディングはGKの正面に飛んだ。
そして、80分にはモラタの突破がボローニャのDFアダマ・スマオロの退場を誘発し、さらに審判に抗議したDFガリー・メデルも退場。ボローニャが9人となる。
猛攻に転じたユベントスだったが、なかなかゴールを奪えない中で95分にようやく攻撃が実を結ぶ。
CKの流れからモラタがバイシクルシュートを放つと、そのボールをヴラホヴィッチがゴールに押し込んで同点。しかし、逆転には時間が足りず、1-1のまま試合を終えた。
【試合結果】
ユベントス 1-1 ボローニャ
【得点者】
52’ アルナウトヴィッチ
95’ ヴラホヴィッチ
ここからは、J-JOURNAL独自の視点によるパジェッレ(採点&寸評)を公開。ティフォージの皆さんは、この試合をどう見ましたか?
※平均点は【6】、満点は【10】。基本的には15分以上のプレーで採点
ユベントス 【5.5】
決定機を作り出しゴールに近づいていたのはビアンコネーリ。それでも中盤での繋ぎのパスを狙われ危険なシーンを作られることも多かった。失点直後はすぐに同点とするビッグチャンスもあったが決めきれず、結局は「終盤の“退場劇”に救われた」と言えるかもしれない。95分にヴラホヴィッチの同点ゴールが生まれ、逆転のビジョンも薄らと見えていた。しかし、あと一歩及ばず。
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