【JJパジェッレ】セリエA第31節 ユベントス対インテル
著者:J-JOURNAL 編集部 オキナウェーゼ・宮城
白熱の「イタリア・ダービー」はPKを獲得したインテルに軍配
セリエA第31節が現地時間3日に行われ、ユベントスはホームのアリアンツ・スタジアムにインテルを迎えた。
満員のスタジアムで行われた“デルビー・ディターリア”は、ティフォージの声援を受けたビアンコネーリが攻勢をかける。
しかし、9分にセットプレーの流れから訪れたチャンスはDFジョルジョ・キエッリーニが決めきれず、11分のパウロ・ディバラのロングシュートもわずかに枠を外れた。
すると45分、アルバロ・モラタとアレックス・サンドロが、ペナルティエリア内に侵入してきたデンゼル・デンフリースを倒し、それがVARの判定でPKに。
一度はGKヴォイチェフ・シュチェスニーがハカン・チャルハノールのシュートを読んで抑えるも、再度VARの判定でやり直しとなり、2度目は決められてインテルに先制点を許した。
後半は、同点ゴールを目指して反撃にでるユベントス。
57分にはディバラが周囲の味方との連携プレーからボックス内に侵入するも、最後はコントロールが大きくなりシュートを打ち切れず。
63分にはアドリアン・ラビオのパスを受けたドゥシャン・ヴラホヴィッチがエリア内中央でチャンスを得るも、ワンフェイクでマークを外し、右足で放ったシュートはわずかに枠を捉えられなかった。
さらに73分には、単独で中央を突破したデニス・ザカリアが強烈なミドルシュートを打つも左ポストに直撃。なかなかゴールを決めることができない。
その後もユベントスはインテル陣内に再三攻め込んだが最後までゴールを上げることはできず、0-1で試合終了のホイッスルを聞いた。
【試合結果】
ユベントス 0-1 インテル
【得点者】
45’+5’ チャルハノール(PK)
ここからは、J-JOURNAL独自の視点によるパジェッレ(採点&寸評)を公開。ティフォージの皆さんは、この試合をどう見ましたか?
※平均点は【6】、満点は【10】。基本的には15分以上のプレーで採点
ユベントス 【6】
スタジアムに詰めかけたティフォージが、スタンド全体を使ったコレオグラフィでチームを後押し。また、ウクライナ人とイタリア人による平和を願った『Imagine』の歌声は、見ているものに愛と感動を与えた。とはいえ、試合がスタートすれば非常にインテンシティの高い好ゲームに。ところが、前半ATに二転三転の判定によりインテルにPKが与えられ、そのゴールが勝敗を決した。16戦無敗は途切れたが決して内容が悪かった訳ではない。もう一度ここから再スタートだ。“想像してみよう”、ユベントスが掲げる今季の目標と最後に訪れるであろう結果を。
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