2シーズンぶりの決勝進出に大きく前進
今シーズン絶好調の新鋭を老獪にねじ伏せる
現地時間3日UCL(欧州チャンピオンズリーグ)準決勝1stレグ、モナコ対ユベントスがモナコで行われ、アウェイのユベントスが0-2で勝利した。2シーズンぶりとなる決勝進出に大きく前進した。
ユベントスは本来のシステム4-2-3-1から、BBCの3バックでこの一戦に臨む。FWフアン・クアドラードを温存させ3-4-2-1のシステムで4連覇中のパリ・サンジェルマンを抑え、今シーズンのリーグ・アン首位に立つ相手と相まみえた。
試合序盤はDFダニ・アウヴェスを狙ったサイドチェンジでチャンスを作り出すユベントスだったが得点には至らない。モナコもFWキリアン・ムバッペを起点にし、徐々にユベントスを押し込むがGKジャンルイジ・ブッフォンが立ちはだかる。
その後も今シーズンのUCLでマンチェスター・シティ、ボルシア・ドルトムントを撃破した勢いを感じさせる攻撃でユベントスゴールを脅かす。劣勢に立たされたユベントスだったが、29分、この試合高い位置に配置されたアウヴェスの起用が奏功する。
MFクラウディオ・マルキージオの難しいボールをFWパウロ・ディバラがトリッキーに落とすとアウヴェスが反応。FWゴンサロ・イグアインとのワンツーでペナルティーエリアに侵入するとヒールキックをスペースに送り込む。そこに走り込んだイグアインが落ち着いて流し込み、貴重なアウェイゴール奪取に成功する。
後半もムバッペ、FWラダメル・ファルカオを中心にユベントスゴールを脅かすモナコ。しかし59分、ディバラとアウヴェスの連動したプレスでボールを奪取すると、またしてもユベントス史上初の大型補強で加入したイグアインがネットを揺らす。
アウヴェスのピンポイントクロスにアルゼンチン代表FWが反応し、体を投げ出したシュートで2シーズンぶりの決勝進出を大きく手繰り寄せる2点目を決める。
ホームで2得点を奪われ、意気消沈するモナコ。無失点で試合を終わらせたいユベントスは77分、2得点を決めた殊勲のイグアインを下げクアドラードを投入。
つづく81分にもマルキージオを下げ、MFトマス・リンコンを投入。89分にもMFミラレム・ピアニッチ下げMFマリオ・レミナを投入し、盤石な試合運びで試合を終わらせた。
日本時間10日の2ndレグは難攻不落の要塞と化すユベントス・スタジアムで開催される。0-2の完封劇は2シーズンぶりとなる決勝進出に大きく手繰り寄せる勝利となったはずだ。
コメント
今、一番恐いのは怪我。メンバー誰一人欠く事なく2leg,final,そしてBig yearへ。
Go Go Juve!!
2regに向けて理想的な流れを作れました。ユーベの守備力とカウンターの鋭さが存分に発揮された試合でした。勝ってホームゲームへ、でも油断はチーム、監督には無いと思います。次もしっかりと完封勝ちして、いざ決勝へ。
ディバラ→アウベス→イグアインで2発快勝。
今年こそはビッグイヤーを!
先制点を取って、ゲームを支配して追加点、その後はブロックを作ってゲームを終わらせる。
途中、相手に流れが行ってしまいましたが、アウヴェスからのイグアイン×2で試合を決めましたね。アレッグリも大事な試合で3-5-2を使う、判断は流石でしたね。イグアインも周りを黙らせる2点。ディバラはいつも通りもパフォーマンス。アウヴェスも流石の2アシストにマンジュキッチの献身的なプレー。BBC+ブッフォンは相変わらずでしたね。後半はムバッペをほぼ完璧に抑えてましたし。
理想通りの試合でした。すぐにトリノダービーがあって、またCLなので怪我にも気を付けながら戦ってほしいです。
1点目の連携素晴らしかったですね
モナコ無失点でさらに名声を高めたはず