ユベントス、2大エースの得点でサレルニターナに完勝! 16戦負けなしで上位陣を猛追
クリーンシート達成! 期待の若手もトップチームデビュー
後半、マッシミリアーノ・アッレグリは負傷明けのキエッリーニを下げ、DFダニエレ・ルガーニを投入。最終ラインに“メス”を入れる。
オープンな展開が繰り広げられる後半は徐々にサレルニターナの時間も増え、自陣でのプレーが続く。
膠着した時間が続く58分、アッレグリはディバラを下げ、好調のFWアルバロ・モラタをピッチへ送り出す。
63分、カウンターのチャンスからモラタ、ヴラホヴィッチ、MFアドリアン・ラビオへとボールが繋がるが、ラストパスはわずかに合わない。
ここまで被枠内シュートを「0」に抑えていたビアンコネーリだったが67分、ここに来てピンチを迎える。
FWシモーネ・ヴェルディがキックフェイントでDFをかわし、ミドルシュートを放つ。
コースを捉えた強烈な一撃だったが、GKヴォイチェフ・シュチェスニーがこれを好セーブ。鉄壁の構えを崩さない。
70分、MFアルトゥールに代えてMFフェデリコ・ベルナルデスキがピッチへ。
さらに追加点を狙うユベントスは73分、サイドからのクロスに合わせたペッレグリーニがヘディングシュートを放つ。
力強くミートしたシュートだったが、惜しくもボールは枠の外へ。
対するサレルニターナも74分、反撃に出る。
味方の落としを受けたFWフェデリコ・ボナッツォーリが至近距離でボレーシュートを放つ。
強烈な一撃だったが、シュチェスニーが間一髪でこれを弾き出し、九死に一生を得た。
90分、アッレグリが動く。
ヴラホヴィッチを下げてFWモイーズ・キーンを投入。
さらにクアドラードと代えてMFファビオ・ミレッティをピッチへ送り出し、18歳の若武者がトップチームデビューを飾る。
その後はサレルニターナが猛攻を仕掛けるも、ユベントスが手堅く守りゲームをクローズ。
ホームで2-0と快勝し、これでカンピオナートは「16」戦負けなし。上位陣にとってプレッシャーとなる勝ち点「3」を手にした。
▼試合結果
ユベントス 2-0 サレルニターナ
▼得点者
パウロ・ディバラ 5’
ドゥシャン・ヴラホヴィッチ 29’
著者:J-JOURNAL 編集部 座間 遼祐
コメント
ルカ、アルトゥールの頑張りが好きになりました。
とにかくパスミスが目立ちましたね。
プレスも甘く余裕を持ったプレーができる相手に数メートル間のパスズレからボールロストしてしまう場面が多々見られました。流動的な動きを考えるディバラ、クアドラードとスペースを埋めて動かない考えをもつ他の選手でイメージの共有ができていなかったのか、単なる精度の低さなのか。 インテル戦までの課題だと思います。 ディフェンスはゴールキックやパントキックからのボールで競り負けて一気にピンチになる場面が多かったですね。フィジカル的にも身長的にも勝てない相手ではなかったと思うので集中して欲しいと思いました。
先制点のディバラ、
1ゴール1アシストのブラホビッチ
アッレグリのイエロー、カッとなるダニーロ。
ミレッティの起用とピンソーリョにちょっかいを出すクアドラード。
それを微笑むスーレに大爆笑のアルトゥールなど。
みどころ満載でしたね。
故障明けの選手に適度に出場機会を与えながら、結果としては快勝なのは良かったですね。
ディバラも出れば違いをもたらせるのは分かるので、何とか継続性をと思います。
出来れば、他の強豪チームがそうであるように、もちろん毎試合できるとは思いませんが、プロビンチャ相手なら3点差以上で圧勝する試合が欲しいですね。
得失点差を良くしておきたいですし、スーパーゴラッソをもらって勝敗が変わることを避けたいですし、それが出来ればミレッティをもう少し早く試すこともできたと考えます。
前半だけ見て寝てしまったんだけど、正直、あのビジャレアル戦の次の試合とは思えないほどいい試合してたね。中盤と最終ラインは最初から下がり気味で、前線はオフサイドラインギリギリに構えることでスペースが生まれて前線2人にパスが通るし、ヴラホビッチはポストプレーが秀でていた。ディバラもかなり前気味だったけど、自由に動いていいように指示を受けていた感じだったな。裏に抜ける動きとスルーパスの意識が強くて、ビジャレアル戦の反省を踏まえた戦いぶりに見えたよ。意気消沈せずに反省して貪欲に勝ちにいく姿勢は、まさにユーベだったね。
インテル戦で勝てばスクデットに希望が残る。
CL残念だけどクラシコも0-4だからサッカーはいい時もあれば悪い時もあるのかな
強いチームとの対戦に課題ありですね今のユーヴェは