ユーベ、好調アタランタを攻略できず
逆転弾から終盤に悪夢
ベルガモに乗り込んで迎えたセリエA第34節アタランタ対ユベントスは2-2の引き分けに終わった。現在リーグ5位の順位につける好調アタランタに最後まで苦しめられる結果となった。
ミッドウィークにUCL(欧州チャンピオンズリーグ)を控えているユベントスだったが、マッシミリアーノ・アッレグリ監督はターンオーバーせず主力をこの一戦に送り込む。
試合序盤から鋭い出足でユベントスに試合を作らせないアタランタ。再三ピンチを招くがGKジャンルイジ・ブッフォン(39)の攻守もあり、凌ぐ展開がつづいていたが前半ラストプレーで右サイドを割られ、先制点を許し前半を終える。
アタランタはホーム、スタディオ・アトレティ・アズーリ・ディターリアではリーグ戦11勝3敗2引き分け、加えて昨年12月以来黒星のない好調さを示す前半戦となった。
しかし、後半に入るとFWパウロ・ディバラ(23)が違いをみせる。キレのあるドリブルで得たFKを50分、MFミラレム・ピアニッチ(27)がゴール前に送った精度の高いボールがオウンゴールを誘発し、同点に追いつく。
その後も押し込む展開がつづくが運にも見放され逆転には至らない。この展開にしびれを切らしたアッレグリは、79分にFWフアン・クアドラード(28)を下げ、DFステファン・リヒトシュタイナー(33)を投入。DFダニエウ・アウベス(33)をMFに上げる。
この交代が奏功する。
83分ピアニッチのクロスボールをアウベスがダイビングヘッドで逆転弾を叩き込む。アッレグリはこの展開にすかさず87分にアウベスを下げDFアンドレア・バルザーリ(35)、88分にはディバラを下げMFマリオ・レミナ(23)を投入し、得意の勝ちパターンに持ち込む。
ところがユベントスを悪夢が襲う。89分にピアニッチの連携ミスから同点弾を招き、2-2で試合を終えた。
ビルドアップに集中力を欠いたプレーで多くのピンチを招いたユベントスだったが、この日の“貴重なドローゲーム”を有益に活かし、UCLモナコ戦を迎えたい。残された時間は少なくとも修正する力は今シーズンのユベントスにはあるはずだ。
コメント
Atalantaのプレス、非常によかったですね。水曜日の試合に頑張ってもらいたいです!
過密日程の中、アウェイで好調アタランタ戦。引き分けでよしでしょ
ずっと調子のいいチームなんて存在しない
切り替えていくしかないな
怪我人出なくて良しとしよう