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”ユーべは準備ができている”

元ユベントスの指揮官マルチェロ・リッピが、近年のユベントスの成果を称賛したことを『Gazzetta delloSport』が伝えた。

「イタリア王者の継続は問題ないだろう。それどころか欧州でも成功している。近年はレアル・マドリードさえ敗退させており、彼らは今季チャンピオンになる準備ができている」

巨匠リッピはユベントスが3冠達成できると考えているようだ。

「ユベントスは勝利に飢えている。すべての試合がまるで決勝であるかのように戦い、その気迫は見ている者にさえ伝わる。今はイタリアのトップであり、コッパ・イタリアでも決勝に進んでいる。そのうえ、チャンピオンズリーグ制覇も可能な位置にいる。彼らの強さは決して”はりぼて”ではない」

「イタリアは決して弱くないが、ここ3年間くらいはバイエルンやレアル・マドリードなどのクラブに遅れをとっていた。しかし、今のユベントスは堂々と戦えるチームだ」

ユベントスはセリエBを経験し、2007年にセリエAへ復帰した。そして、2010年春にアニェッリが会長に就任し、大きなプロジェクトを立ち上げた。そこからユベントスはかつての輝きを徐々に取り戻し、今季のUEFAの調査で、レアル・マドリーを抑えCL制覇の最有力チームであることが明らかになった（コラム：”ガードが堅い”イタリアの貴婦人より）。

7年前の春に立ち上げたアニェッリのプロジェクトが、今季ついに”満開”を迎えるかもしれない。